いつも、ありがとう

隣で眠っている彼女を見て私は一人でさっきまでの彼女に対して思い深けていた。
彼女とは、お互いの欲情をぶつけ合える仲だと認識しあっているが・・。
いつも私が仕事でつらいとき、気持ちを紛らわす為に彼女の体を求める。
気持ちが高揚してて、更に勢いを付けたい時にも、彼女の体を求めたり、彼女との関係はいつも私の都合で、彼女を求めていた。

　しかし、さっきまでの彼女は会ったときから常に私をリードして、彼女の方が私を求めていた。

　ふっと、脳裏によぎる、
　
　今日、彼女の仲で何かあったのでは・・・・？
　
　だから、それを紛らわす為に彼女は、自分から私を求めた・・・？

　そうだ、きっと・・・。

　でも、ここは訳を聞くのはやめよう。
　
　こんな、俺が彼女の為になるんだったら。
　こんな、俺で彼女の慰めになるんだったら。

　いつでも、受け入れられるよ。
　君が私に今日のように飛び込んでくれたら、
　私は、出来る限りの力で君を抱きしめ
　私は、出来る限りの愛で君を満足させたい。

　だから、今日のように飛び込んでおいで。
　いつも、ありがとう！
　いつも、私ばっかり求めていたね。
　「ごめんな・・」
　

　でも、今度、また会うとき、きっとまた私の方がめちゃめちゃ君が欲　しくなって・・
　私は、いつものように、君をめちゃめちゃ愛すると思う。
　だって、今日の君がとても素敵だったから、私の体が君を求めるんだ！その、欲情は抑えられないよ・・。もっと、もっと、君がほしくなってしまっている。