ﾀﾚﾝﾄｽｸｰﾙの審査会で…

審査会の日｡女性達は特に着飾って｡外部的に見せる訳じゃないので学芸会にもならない､せいぜいｸﾗｽのお楽しみ会程度なんだけど｡会長の息子の社長が､事務所のﾁｰﾌﾏﾈｰｼﾞｬｰ的役割みたいで｡講師の女優も少し緊張気味｡自分のﾚｯｽﾝの成果をﾁｪｯｸされることになるんだろうからね｡で､みんなにその緊張が伝染して､かえって程良い高揚感が｡ｾﾘﾌは徹底的に叩き込んだので､演技に集中は出来た｡と言うより､自分の言葉で､自分の動作で､と思っただけ｡まだ､特別なことが出来るとは思ってなかったし｡映像には過剰な演技は不要とも教わった｡社長からは､演技は､芝居のｸﾗｲﾏｯｸｽで､娘に婚約を打ち明けられるｼｰﾝの感情表現が弱いって言われちゃって｡でも講師からは､感情は抑え気味にと教わっていたので仕方ないか｡でも自己紹介は誉められた｡落ち着いた優しげなｷｬﾗｸﾀｰがよく現れていたって｡滑舌は少し自信がつき始めていたし｡最後に成績表をもらって､後でみんなと比べっこしたんだけど結構一番高い評価って感じで｡なんか嬉しくて｡確かに学芸会以下のこじんまりとした審査会だったけど｡ｻﾗﾘｰﾏﾝ生活どっぷりでは決して得られなかった刺激!少し変われたかな?