高市氏の働いて働いての連呼、若者はどう感じるだろう？

自民党総裁に高市氏が選ばれた。
その当選後の演説で、働いて働いてと連呼した事は実に面白い。
女性である高市が言ったからなのかもしれないが、
最近では労働時間を短縮して、自分の時間を大切にする傾向にある中でのあの発言は、若者は違和感を覚えたであろうか？
自分は、ワークライフバランスを捨てて働きまくるとまで言った事に共感を覚えますね～。

1970～1980年代の日本はそれこそ働きまくった時代だった。
失敗など屁とも思わない時代だった。「失敗して悪いか。もっと良い製品を出せばいいじゃないか」という風潮があった。
商品が売れなければ、次々に新製品を出してシエアを取りに行った時代ですよ。
海外では日本企業が現れるのを極端に恐れていた時代でもあります。
日本企業がやって来るともう勝てないと思ったのです。
商品が売れなければ、次々と新商品を出して来て、それも組織的に一丸となって攻めて来る。
奴らには敵わない。
日本企業が世界を席巻していた時代でした。
あの当時サービス残業、土日出勤、パワハラ、セクハラのオンパレードでしたが
不満を言う者はほとんどいなかった。今だったら大変ですよね～
主婦は３人以上の子供を抱えかつ貧しかったのですが、皆明るかった。
「昭和って何だったんだ。」て思いますよ。
なぜあれほど働いても文句が出なかったのだろう？
それは日本が一丸となって世界一を目指していたからだと思っています。
あの当時よく言われていた言葉
「アメリカに追いつけ追い越せ」でした。
これが日本全体の目標だったのです。

翻って現在、日本国民が一丸となって突き進む目標ってあるのか？
そういう目標を創る事が「陽はまた昇る」に繋がるのだと思う。