藝は身を助ける

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藝は身を助ける

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「芸は身を助ける」とは？

「芸は身を助ける」とは、おもに思いがけずお金が稼げるという意味で使われます。本章では「芸は身を助ける」という言葉の意味や語源・由来について解説します。

芸は身を助けるの意味

「芸は身を助ける」は、一見すると仕事に無関係であるように感じる特技（芸）が、いざというときに生活を助ける様子を表したことわざです。

生活を助けるというのは、たいていの場合「特技でお金が稼げる」といった意味で用いられます。

「芸」とは、何らかの訓練で得た技能や、特別な技のことです。また曲芸や演芸といった伝統芸能などを指す場合もあります。なお、辞書で調べると以下のように解説されています。

一芸にすぐれていると、困窮したときにそれが生計の助けになる。芸は身を助く
引用〈小学館デジタル大辞泉〉より
芸は身を助けるの語源・由来

「芸は身を助ける」ということわざは、誰もが知っている「正月の遊び」に由来しているとされています。正月に遊ぶ古典的な遊具「江戸いろはかるた」の「けの札」です。

昔は芸＝道楽で覚えたものというニュアンスがあったという説も。またこのことから「身を助ける」タイミングは、落ちぶれたとき・窮地に立ったときとされています。人によっては侮蔑的な表現と捉えられてしまうため、使用には注意しましょう。