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ペロブスカイト型太陽電池も発明は日本、量産は中国と又なってしまうのか。
2024年09月28日 16:33
ぺロブスカイト型太陽電地は、ご存知の様に2009年
桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授が発明した太陽電池である。
特徴は曲げられる、薄い、軽い、曇りでも発電するなどの特徴があり、従来のシリコン型太陽電池と違って
住宅のガラス、高層ビルのガラス、衣類、EVの屋根ボンネットにも装着できるのです。
言わば応用範囲が限りなく広がるのです。
ただ湿度に弱い、耐久性が悪い、発電効率がシリコン型に比べて悪いという欠点も有ります。
最近はそれらの欠点もかなり改善されており、資金力に勝る中国勢が既に量産している会社も出て来ています。このまま放置すると、シリコン型太陽電池の二の舞になりかねない危険が大いにあります。
中国では7社が量産間近となっています。
特に極電光能はGW級の工場を建設中で2025年には量産を開始するのです。
ただ湿度を抑えるのにガラス基板を採用しており、量産は比較的簡単だが、重くて硬いし
コストも高くなるから、強力な競合とはならないだろう。
中国勢のえげつないは、完全な性能が発揮しなくとも、量産体制を築いて行く内に
ドンドン改良改善させていくのですよ。その過程でドンドン競争力を上げて行くのです。
真の強合は大正微納科技です。ガラスではなくフィルムを採用しているので
本来のペロブスカイト型太陽電池の良い点が網羅されていますから、これは強烈なライバルです
日本も負けてはいられません。一番量産に近いのは積水化学です。
もうロール状フィルムの量産設備の技術は持っており、最近量産工場として
シャープの堺工場の一部を買い取りました。
その他京大のスタートUP企業が世界最高の発電効率のペロブスカイト型太陽電池を開発しています。
宮坂教授も三菱化成と共同開発していますし、パナソニックもインクジェット技術を使って
ペロブスカイトの薄い膜を均一に製造出来る技術を開発しています。
ただ、中国勢は銀行の資本力や補助金を大量に獲得して、失敗しても良いという姿勢で
量産設備を製造しているのです。
それって完全じゃないと量産に持って行かない日本企業とは全然違うのです。
成功までもっていく考え方が全く日本と違うのですよ。
失敗から学んでドンドン技術力を上げて行くというやり方
は強引ではあるが、技術と設備の改良に次ぐ改良で、量産に持って行ってしまうのです。
EVでも同じやり方をして世界一位のEV大国になったわけです。
まあ恐るべしですよ。
日本はあくまで慎重です。会社を潰すわけには行きませんからね。
でも中国は倒産しようが、恐れはしません。というか倒産が何だという感じです。
かれらの考えはイーロンマスクと同じです。イーロンマスクも失敗しながら技術力をつけ
量産設備も改良改善の連続でベストな設備に持って行くのです。
まあ今回のペロブスカイト型太陽電池は、日本政府がバックアップしてやる事が非常に重要です。
補助金をドンドン注ぐべきです。
ペロブスカイト型太陽電池の応用は限りがありません。成功によってもたらされる果実は
シリコン型と比較してもその何倍何十倍何百倍もあるかも知れないので。
ペロブスカイト型太陽電池量産は、日本が勝ち取らねばいけませんよ。
日本が発明開発した技術ですからね。負けてはいけません。
石破新総理は分ってくれるか?
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