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僕の過去2

2024年05月17日 10:17

昨日の話の続きになりますが、
高校卒業後、カメラマンだった伯父が亡くなりました。伯父は無名のカメラマンではありましたが、著名な賞を受賞していて、今でも定期的に写真展など開いているみたいです。鈴木清(写真家)という名義でWikipediaにも登録されています。生前に会う事は少なかったですが、家庭崩壊状態だった頃、一時期母親サポートに尽力してくれていました。その直後、伯父さん自身が病に倒れてしまいました。温厚で、優しい笑みを浮かべながら、当時の僕たち母子を励ましてくれた姿が今でも思い出されます。
僕も、伯父さんに憧れ、創作方面に興味を持ち、試しに漫画ノートに描いてみたりなどしましたが、話は作れても絵の方が難しい。という事で、後々に小説創作などに興味が移っていくのでした。

家から父も母もいなくなり、僕ひとりで猫と共に暮らしていたあくる日、父親がやって来て言いました。
「必要最低限の物だけ持って、タクシーに乗ってくれ」と。
父は、川崎の方にあった祖父の家から叔父(父の兄)を追い出し、家を売却。祖父を引き取って、新たに青梅の方にマンションを購入したのでした。(祖母は既に亡くなっていました)本来は前回の話で述べたホステス?の女性を招き入れたかったんでしょうけど、それが叶わなかったのか、結局僕が連れていかれたのでした。山ばかりの土地にいきなり連れていかれて、右も左も分からないので、しばらくは何をするでもなく過ごしていたら、ある日父親にいきなり殴られました。「遊んでるんじゃない、働け」と。で、当時はネットに繋げるゲーム機ドリームキャストヤフオクの買い物をしたりしていたので、そこから求人サイトに行き、「軽作業募集」とあるのを見て、深く考えず、そこに応募しました。三鷹事務所まで行き、トントン拍子に採用が決定。○○急便の○○事務所で働くことになったのでした。
当初は、契約期間だけ働いて、すぐに辞めようと思っていたのですが、、、
当時は手渡しの週払いだったので、「全然軽作業やないやないかーい」と、文句を言いつつ初任給のありがたさを噛み締めていたら、こないだ鬼の形相でブン殴ってきたのは何処へ行ったのか笑顔の父親が現れ、こう言いました。
「おっ、給料入ったか。よかったよかった。うん。悪いけど、それ貸してくれない?」
こうして、ひたすら搾取される日々が始まったのでした。
もう少し続きますが、時間がなくなったので、また後日続きは書きます。

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