- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「Saltburn」レビュー☆
2024年02月24日 00:42
バリー・コーガン主演他。我々は皆、正気を失いかけている―オックスフォード大学に入学したオリヴァー・クイック(バリー・コーガン)は大学生活になじめないでいた。そんな彼が、貴族階級の魅力的な学生フィリックス・カットン(ジェイコブ・エロルディ)の世界に引き込まれていく。そしてフィリックスに招かれ、彼の風変わりな家族が住む大邸宅ソルトバーンで生涯忘れることのできない夏が始まった。「プロミシング・ヤング・ウーマン」のエメラルド・フィネル監督が特権と欲望を描いた美しく邪悪な愛の物語。
6/10点!!愛憎は厄介だ。愛が深いだけ執着し、本当に紙一重で永遠の憎しみに変わってしまう。オリヴァーの場合はフィリックスに意図的に近づいた筈だったが、彼のキラキラした一点の曇りもない魅力にヤラれ、さらに自分との外面だけでなく内面の差も浮き彫りとなり、羨み妬み愛し憎むというカオスな感情に吞み込まれたのだと感じた。そして、最後に残る感情は愛と憎しみ。フィリックスが持つものすべてを食い尽くしたオリヴァーは、誰もいない屋敷で一人踊り続け、フィリックスに成り代り、フィリックスを感じることが彼にとっての幸せになるのだろうか?孤独を感じ、また新たなターゲットを探し、幸せを掴めるとパラサイトしにいくのではないか。そんな狂気さを感じました。ブラックコメディというには毒々し過ぎるし、愛情表現がたまに吐きそうなレベルに到達している(爆)エメラルド・フィネル監督の新作だし評価も高かったから観てみてけれど、これはコアな映画ファン向けな作品です。2023年劇場未公開・AmazonPrime配信作品。
このデジログへのコメント
この作品は、、、敬遠しちゃうかも((( ;゚Д゚)))
はらぺこさん でもプロミシング〜が良かったので映画ファンからは人気が高いですよ
(。・ω・。) ビックリ
予告編を観た印象 グロい ですね
’70年代風な
(^o^)
上流階層は あんなに退廃していない
近世末期の革命直前ならば まだしも
知性と品格 もう少し有ってほしい…
> まんかつさん
あれをイギリス貴族全般だと思わないで欲しいという感想ありましたねw でもゴシックな70年代風な雰囲気とかそれだけで観たいというファンもいそう。
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