- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「聖地X」レビュー☆
2023年01月09日 21:58
岡田将生主演他。世界にはまだ、行ってはならない場所がある。想像を絶する悪夢が始まる。小説家志望の輝夫(岡田将生)が、父親が遺した別荘にある韓国に渡り、悠々自適の引きこもりライフを満喫中。そこへ結婚生活に愛想をつかした妹の要(川口春奈)が転がり込んでくる。しかし、韓国の商店街で日本に残してきたはずの夫(薬丸翔)を見かける要。その後を追ってたどり着いたのは、巨大な木と不気味な井戸を要する和食店。無人のはずの店内から姿を現したのは、パスポートはおろか着の身着のまま、記憶さえもあやふやな滋だった。輝夫と要は別荘で滋を捉えるが、東京にいる上司の星野(真木よう子)に連絡すると、滋はいつも通り会社に出勤しているという。では輝夫と要が捕まえた滋のような男は一体誰なのか?日本人オーナー江口(緒形直人)いわく、店の建っている土地では、過去にも同じように奇妙な事件があったことがわかってくる。負の連鎖を断ち切るため、強力なムーダン(祈祷師)がお祓いを試みるも、太刀打ちできない。この地に宿るのは神か、それとも悪魔か?彼らはここで繰り返されてきた数々の惨劇から逃れ、増幅し続ける呪いから解放されることはできるのか!?想像を絶する悪夢が今はじまる―。劇団「イキウメ」の人気舞台を映画化。
10/10点!!全体はがっつりホラー色なのに登場人物たちの言動がワタワタとコメディタッチで、それがイキウメっぽい摩訶不思議な世界観を醸し出していて、観ていて飽きないし、どう転がるんだろう?と引き込まれた。「太陽」も良かったけれど、イキウメと入江悠監督の相性が良いし、バランス感覚が絶妙だと感じた。夫・滋を演じた薬丸夫妻の息子、薬丸翔がまだ無名に近かったのも、誰だかわからない気味の悪さが増して良かったと思う。皆が皆、呪いとかドッペルゲンガーとかに疑問も持たずに、登場人物内で最も説得力のなさそうな輝夫の仮説をあっさり信じちゃうのは、舞台だから信じないと進まないのはわかるけど、いやいや、誰も一時停止する人いないの?とツッコんでしまった(^^;) 「人は本当の意味で記憶を捨てられるか?」という何だかんだ人生の極論に挑んでいるところも好きだ。ドッペルゲンガーに出会うと精神崩壊しちゃう説や統合説も既存のセオリーを取り入れつつも、疑問に対し、きちんと新たな答えを見出していて見事でした。ホラーだと思って避けてる方(私)、全然怖くないし、見逃すにも惜しい奇作なので、一見の価値ありです☆2021年公開。
このデジログへのコメント
ホラー、、観るの難しいけど、、
コメディタッチヾ(゜▽゜)ノ
観てみたいかも(*´-`)
> はらぺこさん
怖くないです!コメディだしよく練られた脚本だと思いました。日本の予告が悪いw
> ムニュムニュさん
はじめまして。沢山足跡残してくれてありがとうございます。私もホラー苦手なので避けてたのですがもっと早く観れば良かった~と思いました。あの宣伝の仕方じゃホラーファン以外観ないよ
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