- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「パピチャ 未来へのランウェイ」レビュー☆
2021年05月22日 01:46
リナ・クードリ主演他。わたしらしく、闘う。1990年代、アルジェリア。ファッションデザインに夢中な大学生のネジュマ(リナ・クードリ)はナイトクラブで自作のドレスを友人たちに販売している。夢は、世界中の女性の服を作るデザイナーになること。だがイスラム原理主義の台頭によりテロが頻発する首都アルジェでは、ヒジャブの着用を強制するポスターがいたるところに貼られるように。従うことを拒むネジュマはある悲劇的な出来事をきっかけに、自分たちの自由と未来のため、命がけでファッションショーを行うことを決意する。ファッションデザイナーを夢見る少女と友人たちのかけがえのない青春は、ある日突然打ち砕かれた。アルジェリア“暗黒の10年”を舞台に新鋭監督が描く、真実から生まれた物語。
2/10点!!全然詳しくないのですが、本作を観ていて内戦地域とかは宗教の縛りが緩くなったりきつくなったりを繰り返していて、緩い時はネジュマのように世界中の普通の女の子と変わらずお洒落やデートを楽しめるのかなと感じました。でも、一度結婚してしまうと厳しい戒律の中に治められ身動きとれなくなっちゃうイメージ。あと、やはり女の敵は女な部分が大きくてその国の女性が全員ひとつになれば変えられないことなど殆どないはずで、でも男性により女性同士が対立するような構図が常に作られている。それに気づいていない女性も多い気がします。映画としてはネジュマのファッションへの本気度も、やっていることは中学生のファッションショーくらいのことなのでわからないし(抵抗の本気度はわかる)、物語として引き込むような面白さや展開もない意外性ゼロ過ぎるくらい。でも、「王様の耳はロバの耳!!」と叫ばなければ心が壊れそうになっているネジュマの気持ちはよくわかりました。この地域に暮らす女性皆が我慢するか諦めるかしなければならないのは、それを容認するすべての人が、男女問わず恥ずかしいことだと思った方が良いです。2020年公開。
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