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「ジュディ 虹の彼方に」レビュー☆
2020年10月12日 04:27
レネー・ゼルウィガー主演他。スポットライトの中、愛を求めて―。ハリウッド黄金期を象徴する映画「オズの魔法使」の主人公ドロシー役でジュディ・ガーランド(レネー・ゼルウィガー)は17歳にして一躍スターダムを駆け上がる。その後、不朽の名作「スタア誕生」を始め数々のヒット作に出演。ハリウッド史を代表するミュージカル女優となる。それから月日がたち―1968年の冬、彼女は単身、ロンドンの舞台に立っていた。ショービジネスの裏側で少女時代の全てを奪われ、波乱の女優人生を送ってきたジュディ。47歳で亡くなる最期の日々、<命を燃やし尽くした>と今も語り継がれる起死回生をかけたステージとは?47歳で散った伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランド。「オズの魔法使」で始まった波乱の人生。ラスト7分―魂の「オーバー・ザ・レインボー」。感動と慟哭の実話。
5/10点!!「オズの魔法使」のオリジナル版は観たことがあって、晩年のジュディ・ガーランドがどんな風だったのかは知らないのですが、ゼルヴィガーに神懸り的にジュディが降りてきているのが、よくわかる圧巻のステージでした。ラスト2分のジュディと観客の間に生まれたものにグッと心を持っていかれます。映画として面白いか否かで言うと、薬物&アルコール中毒のジュディの演技は「ブリジット・ジョーンズ」シリーズの演技と一見、大差ないし、何だかんだ、ジュディは最初から歌えてしまっていて、過去の回想も実話なので、目新しさもないです。ジュディの転落劇を引き起こした事務所の社長メイヤーは出てくるけれど、はっきりと「薬物」というワードはないし、それを助長したとされている母親も劇中には出てきません。ハリウッドの闇を映し過ぎると不都合な人たちが止めたのかなと邪推してしまいます。でも、ジュディが我が子や長年のLGBTのファンやスタッフに向ける視線の柔らかさと怯えの共存が見事で、そうなるとゼルウィガーの一人勝ちってことになっちゃうのかな。彼女の渾身の演技を観るための作品です。2020年公開。
このデジログへのコメント
懐かしい名女優のお話ですね (^.^)
わたしも彼女の悲劇をネットで知り
いろいろと考えさせられる処があり
当時の社会事情も複雑に考えました
今も心に残る 彼女の歌声は 奇蹟
まさに一映画史
> まんかつさん
日本の子役も似たようなものだったと調べていてわかりました。私は妙齢になってからのジュディの演技を知らないので、機会があればみてみたいと思います。
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