- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
「英国総督 最後の家」レビュー☆
2020年10月24日 02:15
ヒュー・ボネヴィル主演ほか。1947年、インド返還のため最後のイギリス総督に就任したマウントバッテン卿一家と500人の使用人の住む家では、歴史を動かそうと奔走する人々がいた。第二次世界大戦で国力が疲弊したイギリスは、植民地インドを去ると決定。主権譲渡のため任命された新総督のマウントバッテン卿(ヒュー・ボネヴィル)、その妻(ジリアン・アンダーソン)と娘(リリー・トラヴァース)は、首都デリーの壮麗なる総督官邸にやって来る。大広間と迎賓室がそれぞれ34部屋、食堂は10部屋で、映写室も備えた大邸宅に500人もの使用人が仕える。そこでは独立後に統一インドを望む国民会議派と、分離してパキスタンを建国したいムスリム連盟によって、連日連夜論議が闘わされた。一方、新総督のもとで働くインド人青年ジート(マニーシュ・ダヤール)と令嬢の秘書アーリア(フマー・クレイシー)、互いに惹かれあう2人だが、信仰が違う上に、アーリアには幼い時に決められた婚約者がいた・・・。独立前夜、混迷を深める激動のインドで、歴史に翻弄された人々を鮮やかに描いた感動の人間ドラマ。二つの国が生まれる時、英国領インド最後の6ヵ月、真実の物語です。
7/10点!!知らない歴史を知るのはとても好きです。そういう意味で本作には興味がありましたし、ストーリーも英国総督一家、インドの人々、若い恋人たちがとてもドラマティックに多重的に描かれています。ロミジュリパートを担当したジートとアーリアが運命に翻弄され続ける様に切なくなったり感動したり、とてもエモーショナルで情感たっぷりな歴史大河です。この物語の真実の顛末を書いたマウントバッテン卿の個人秘書役を彼の息子さんが演じているそうなのですが、個人秘書・・・どこにいたっけ?というくらい目立たないし、公式HPのキャスト一覧にもない・・・。なぜ?歴史上、国を分断して成功した例って知る限りないです。なので、これからも歴史を教訓にそんなことは絶対あってはならないなと思いました。歴史の流れ的には良い結果になったとしても、その時代に生きている人々は確実に衣食住や命を奪われているわけですから(>_<) あと、イギリスも戦後ボロボロで大変な時によくインドに緊急予算出す余裕があるなぁ、凄いなぁと思いながら観ていました。やはり、国や政治家が責任放棄するようなところには住みたくないし、政治家は自らの判断が一般市民の命を大量に奪う結果になる可能性をいつも秘めていることを決して忘れないでほしいと今だからこそ思ってしまう作品です。2018年公開。
このデジログへのコメント
主権は、生産増に伴い、多勢に無勢で、より下層へ移ります
王族貴族…マフィアテロリスト
現代はマフィア全盛、次代はテロ全盛
近代に王族が絶えた様に、貴族(為政者)は次代で消滅
テロは政治家の天敵
> まんかつさん
歴史は繰り返すといいますが、その権力の移り変わりはループしないのでしょうか?
私見では、数学的な解析から、総てに寿命が推察されます
王族は、ムー大陸・アトランティス大陸の水没前から数え
第6の近世で蝋燭の最期の炎の様に絶対王政を迎えて消滅
貴族(為政者)も第8の現代で必滅
> まんかつさん
面白いですね。
コメントを書く