- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「真珠の耳飾りの少女」レビュー☆
2020年09月06日 00:06
寡黙な天才画家フェルメールの1枚の絵に描かれた少女の瞳が映したものは・・・。1665年、オランダ。天才画家フェルメール(コリン・ファース)の家に使用人としてやってきた少女グリート(スカーレット・ヨハンソン)。彼女はその色彩的才能を見出され、やがて弟子として画家に想像力を与えるようになる。主人と使用人としての距離を保ちつつも、次第にお互いが本能で理解しあえる運命の相手だと気づくふたり。募らせる想い。だが、そんな二人の関係に嫉妬する画家の妻、狡猾な策略を巡らせるパトロンが許すはずもなく、少女は画家と芸術のためにその身を危険にさらすことになる・・・。艶やかに濡れた唇、憂いと情熱を湛えてきらめく瞳。絵画の中の少女は、いまにも何かを語りかけてきそうな表情を浮かべ、3世紀以上にわたる時を生き続けてきた。謎の天才画家フェルメールの名画に秘められた物語が今、明かされる。
6/10点!!ストーリーとしては短編にするのがちょうど良いくらいふわっとしたお話で、作品全体がフェルメールの絵の世界観で、それにどっぷり浸かって堪能する作品です。なので、彼らの生活の中にフェルメールの別作品の構図が出てきたり、味わい深い色合いが素敵だったり、ほとんど台詞がないのに、画力が強いコリン・ファースとスカヨハを楽しんだりできるかが鍵。私は冒頭から王様か!ってつっこみたくなる態度のでかさで現れるコリン・ファースの存在感がセクシーでかなり好みでした(^^) でも「恋愛ものなんだ、珍しいな」と期待した割に、直接的な恋愛シーンはなく、交わされる目線や言葉も決して多くなかったので、物足りないかな。エロスが足りない(爆)同じく、フェルメールをモチーフにしたフィクション映画「チューリップ・フィーバー」の方が激情的でドラマティックに描かれているので、もう少し感情を抑え過ぎている二人の踏み込んだシーンが欲しかったです。でも、フェルメールが恐らく、絵のために結婚したところがあって、だからこそ耐えているのですが、愛して欲しい見て欲しい妻にとっては、あの仕打ちはかなり酷いなぁと奥さんが可哀想に思いながら観ていました。グリートもスカヨハだと年齢不詳ですが、少女なのだとしたら、踏んだり蹴ったりなので、それでも貫きたい恋愛や絵画への想いをもう少し前面に出して欲しかったです。岩波ホールとかで上映されてそうな芸術作品です。2004年公開。
このデジログへのコメント
これは、、観てました(#^^#)
そうか!エロスが足りなかったのか( ゚Д゚)
納得(*'▽')
『芸術の秋』ですね
乙女座は絵がお得意
と言われていますが
夫は妻を裏切らない
これが男らしさです
偶に 道から外れて
理想の人と恋したい
これが女心かと思え
男女が逆なら 納得
私も絵画好き
> はらぺこさん
二人ともあんなに色気ムンムンなのに触れ合いなしですからね。最後の最後まで期待してて、抱き締めるとかだけでもウットリできたのにーって思いました。
> まんかつさん
おお!深いですね。私も乙女座で絵も描きますし、美術館巡るのも好きです(^^)
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