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「グランド・ブダペスト・ホテル」レビュー☆

2020年08月09日 01:37

「グランド・ブダペスト・ホテル」レビュー☆

レイフ・ファインズ主演他。これは、ヨーロッパ随一のホテルを仕切る“伝説コンシェルジュ”グスタヴ・Hと、彼がもっとも信頼を寄せるベルボーイのゼロ・ムスタファが繰り広げる冒険ミステリー。1932年、格式高いグランド・ブダペストホテルには“伝説コンシェルジュ”と呼ばれるグスタヴ・H(レイフ・ファインズ)がいた。究極のおもてなし信条とする彼は、宿泊のマダムたちの夜のお相手もこなし、多くの客が、彼を目当てにホテルを訪れる。しかし、彼の人生は一夜にして変わる―長年懇意にしていた“マダムD”(ティルダ・スウィントン)が殺され、貴重なルネッサンス時代の絵画と莫大な遺産争いに巻き込まれたのだ。ベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)とともにコンシェルジュネットワークを駆使するグスタヴは、誇りをかけて謎を解き、ホテル威信を守ろうと大戦前夜のヨーロッパ大陸を飛び回る!現代から60年代、そして大戦前夜へ―3つの時代を無済む叙事詩。“伝説コンシェルジュ”が究極のおもてなしミステリーで皆さまをお待ちしております。ウェス・アンダーソン監督独特のユーモアの中に、究極のプロフェッショナルたちとの誇りと絆、師弟を超えた信頼が輝く、超一流エンターテインメントが誕生!2014年ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作。

6/10点!!ウェス・アンダーソン作品だと思って観れば、独特のテンポ感や展開に遅れをとらずに楽しめます。ジュード・ロウティルダ・スウィントン、シアーシャ・ローナン、レア・セドゥ、ウィリアムデフォーなど他にもたくさん有名俳優たちが揃っていて、豪華!その中心がレイフ・ファインズというのが、アンダーソン作品らしい肝になっていると思います(^^) 本作の紙芝居の木枠の中みたいな世界観で乗り物やお菓子など小物が可愛くて、ブダペストのはずなのに、どこの都市かわからないファンタジー感満載です。グスタヴととホテル運命はアンダーソンらしいけど、廃れてしまった現在を観るのは悲しかったです。ホテル運命もグスタヴと共にあり、大戦の最中、ゼロではどうにもならなかったのかな?と後味がアンハッピーです。ヨーロッパの古いお菓子みたいな可愛くてライトに楽しめる作品です。2014年公開。

このデジログへのコメント

  • まんかつ 2020年08月11日 22:30

    ヨーロッパの映画やドラマに
    独特の茶目っ気がありますね
    踊りや音楽や料理にも共通

    今年、欧州人と結婚予定です
    が、コロナで会えないのです
    ニコニコとメール交際ばかり

    世界の豹変は現代も同じですネ

  • ユリ 2020年08月15日 03:44

    > ロイ(仮名)さん
    公開当時より今観た方が豪華キャストだということがわかるという点では楽しめるかもです。評判良かったですよね。私もいつものアンダーソン作品よりはわかりやすくスッキリしていると思います

  • ユリ 2020年08月15日 03:45

    > まんかつさん
    大戦前夜の世界と現在があまり変わらないのは怖いですよね。婚約者の方と会えないのは悲しいですね。私ももう会いたいのに会えない時間が長すぎて限界を感じています(>_<)

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