人は追い込まれると本性出るよ

血液検査のため、病院に行きました。
血糖値が上がりやすい体質なので、定期的なものです。
針を刺されるのは相変わらず恐ろしくて全然慣れませんが…。

病院に行くと、なんか様子が変わってました。
いきなり強制消毒と強制マスクと強制検温する羽目に。
私はマスクは持参していましたが、持ってない人は50円払って買わされていました。
消毒とマスクは難なく通過したんですが…。

ここで私にとっての最大の難関は「検温」です。
そう、私、前に書いたかもですが、平熱が高くていつも37度は超えています。
これ、体温が高かったらコロナの疑いで門前払いされるやつじゃん…ラッキー！（こら）。
門前払いされたら針を刺されずに帰れるじゃん…超ラッキー！！（だから、こら）。

検温の結果は「37.4度」　おっ、帰れる！？
しかし期待（←バカ）とは裏腹に、病院職員の目がどんどん差別的になっていきます。
院内にこいつを入れるな、保健所に送らなきゃ、すぐ連絡だ、隔離だ…なんかザワザワしてくるではないですか。
え？ちょっと…私、なんかヤバい？（汗）。
ザワザワする中、その病院で受診した過去3回の検診カルテが出現しました。
幸い？過去3回とも37度を超えており、平熱の高い異常体質の変な奴と認識されたため、やっとのことで入場が許可されたのでした。

と、文章にするとサクッと書いてますけど、生きた心地がしなかったですよ。
とりあえず私、断言はもちろんできませんがコロナには感染していないと思うので、そっちの感覚は特になかったんです。
だけど感染の疑いをかけられたら、こんなにも世間の目は恐怖なのだということを学習しました。
最初は職員がザワザワし始めたんですが、病院の門前なので一般の患者も来るわけで、そこに集まる方々がみんなイヤな顔をしながら遠ざかっていくあの恐怖…なんのイジメかと思いましたマジで。

ウイルスより人間の方がよっぽど怖い、間違いないです。
医療崩壊する前に感染しときたい、なんて過去に思ったことを反省します。
1度は罹っても仕方ない、とも少しくらい思ってましたが、もう1度も罹りたくないです。
闘病も地獄ですが、世間の目も地獄です…公表した芸能人、勇気あるなぁ。
勇気ある方々の1日も早い復帰を心より願っています。

こんなかつてない体験を経て、どっと疲れた状態で採血。
心労が報われたのか、採血の結果はすこぶる良好です。
「どうしたんですか～？結果いいのに、なんか元気ないですね！」あたりまえじゃあほ。
主治医はすごく優しい人で好きなんですが、事情を知らないこの人に対し心の中で暴言を吐きました…スマセン。

写真は良好結果のご褒美なのです！
刺身盛を食べて、ウイルス撃退して、この体験をいつか武勇伝にしたいものです。
そのためには1回も感染してはいけません…気をつけて毎日過ごしましょう。