なんでも屋は苦労人でした

2010年の昨日は、元プロ野球選手の、木村拓也さんの追悼試合のあった日でした。
日ハム→広島→巨人と渡り歩き、巨人のコーチをされている時、4月2日にマツダスタジアムで倒れ、4月7日亡くなられました。
まだ37歳の若さでした。
あれからすでに10年ですが、まだ倒れた時の様子は鮮明に記憶に残っています。
シートノック中でピンピンしていたのに急なことで、すごく衝撃的でしたから…。
追悼試合でカープが巨人に負けた詳細はあんまり覚えてないけど（汗）。

写真は在りし日の木村さん。
俊足・強肩・巧打のユーティリティープレイヤーでしかもスイッチヒッターという、大変多彩な選手だった頃です。
日本代表にも選ばれました。

そして今、木村拓也さんの長男・恒希くんが、拓也イズムを引き継いでいます。
追悼試合で始球式をつとめた際は10歳でしたが、今は20歳になられています。

お父さんと同じく、ユーティリティープレイヤーとして野球を頑張りながら、広工大で建築を学んでいるそうです。
東京ではなく、広島の大学に行ってるってところに郷土愛を感じて泣けます。
好きな球団はきっと、お父さんが最後に所属した在京ではなく、その前に所属した地方球団です。
と、勝手に妄想しておく方がカープファンは幸せなのです。

これからも野球を頑張ってほしいですが、広工大出身のプロ野球選手っていたっけ？
広工大出身って島田洋七さんくらいしか思いつかないです（汗）。
いわゆる野球名門ではないので、違う道を行くことになるのでしょうか。
形はどうあれ、お父さんのようなひたむきさを忘れずにまっすぐに育った彼を応援したいですね。

ところで「きむらたくや」って同じ名前のタレントいますけど、学年も同じでふたりには親交があったことはよく知られています。
そして、子供の名前がどちらも「こうき」…いや厳密にはタレントの方の子供は「こうき」が芸名ですが、これは偶然でしょうか。
キラキラネームのような痛々しさはないけど、どこかキラキラとして光を放つような名前の人って、脚光を浴びるようになっているんだなと思います。