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「ブルー・マインド」レビュー☆

2019年10月06日 00:24

「ブルー・マインド」レビュー☆

ルナ・ヴェドラー主演他。少女変態する。両親の仕事の関係で新しい街へと引っ越してきた15歳の少女・ミア(ルナ・ヴェドラー)。親の都合に振り回されることへの苛立ちと、大人の女性へと変わっていく自分自身への言いようのない不安の中、ミアはクラスでも目立つ存在のジアンナパスティル・ホルトアイゼン)たちと仲良くなる。アルコール万引き男の子たち、ミアは憂鬱な気持ちを振り払うように、仲間たちと悪い遊びに手を染めていく。そんな中、彼女は決定的な体の変化を感じ始める。しかし、それは明らかに「成長」と言うにはあまりに不気味で、不自然なものだった。果たしてミアの身に一体何が起こっているのか?彼女を待ち受ける過酷な運命とは?恐ろしくも美しく、狂おしく淫らな、カミング・オブ・エイジ・ホラースイスアカデミー賞7部門ノミネート3部門受賞作。

5/10点!!少女思春期に差し掛かった中で生まれる憧れとは違う戸惑い、苛立ちや背伸びしたい気持ちがファンタジーリアルが絶妙なバランスで混合されていて、良かったです。ミアとジアンナ親友になっていく過程も良いし、何より主演のルナ・ヴェドラーの観客を惹きつける魅力が凄い。顔は桜田ひよりみたいなベビーフェイスなのですが、演じるなら出てきた頃の二階堂ふみかな?という感じで、中盤から後半にかけて物凄い加速して惹き込まれてました(^^)撮影当時19歳だそうです。覚えておけば数年後に違う映画で出会えるかも。ミアたちの非行ぶりがなかなかで、海外ではクラブとか酒場に入れないから外でパーティーと称して飲んだりするのか!と若者の謎がやっと解けました(たくさん観てて気づかないっていう(爆))。大人から観たらあんなに怖いことばかり出来るのに、一番頼りたい人に拒絶されるのが怖くて何も聞けないっていう、思春期の危なっかしさの対処法はないものでしょうか?(^^;)両親との関係性は何か一区切りつけた方がスッキリするかなと感じましたが、危なっかしいバランスで美しいものがきらめき合っている青春映画です。2018年公開。

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