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「トールキン 旅のはじまり」レビュー☆

2019年08月03日 00:24

「トールキン 旅のはじまり」レビュー☆

ニコラス・ホルト主演他。あの壮大な冒険物語は、愛と友情、そして勇気から生まれた。3歳の時に父を亡くしたトールキン(ニコラス・ホルト)は、イギリスの田園で母と弟と暮らしていたが、母の急死で12歳にして無一文の孤児になってしまう。その身を案じた母の友人モーガン神父が後見人となり、名門キングエドワード校に入学したトールキンは、そこで初めて心を許せる3人の野心溢れる少年たちと出会い、「芸術で世界を変えよう」と誓い合う。やがて16歳になったトールキンは、生涯を共にしたいと願う女性エディス(リリーコリンズ)と出会うが、神父交際を厳しく禁じられる。さらに、世界大戦の勃発が大切な仲間との絆さえも奪っていくのだった―。両親を亡くした孤独な少年が見つけた、かけがえのない愛と友情。過酷な運命を乗り越え、彼は世界を変える傑作を生み出す。「ホビットの冒険」「指輪物語」―その誕生の原点となる感動の実話。

7/10点!!随所にトールキンの著書へと繋がる瞬間が散りばめられ、彼の決して楽ではない旅路を共に歩んでいるような、惹きつけ方が見事でした(*^¬^*)トールキンの幼い頃に別れた風景から恋、友人、辛い体験全てが繋がっていく物語の糧になっていくのはとてもエモーショナルで、「友がいたからこそ辛い経験も乗り越えられた」と強く実感出来るような出会い奇跡だと思いましたし、胸が熱くなりました。キングエドワード校の芸術率スゴいなと(笑)同時に、たとえ世界的文学の糧になろうとも、戦争のような辛い体験は死ぬまで消えぬ傷となるし、誰も経験すべきではないというメッセージ性も強く、心に響きました。トールキンの三人の友人の個性があまりなく、時々、誰が誰だかわからなくなったので、どうせ脚色ありなら、もう少しわかりやすく描いて欲しかったです。ニコラス・ホルトは哀愁漂う雰囲気が、大きいにほっとけない感じで好きです(*^^*)リリーコリンズはまた大人に成長し、美人度が上がっていましたが、痩せ過ぎてて心配に(>_<)フィクション要素が多そうですが、“知る”という意味では十分に楽しみながら伝記に触れられるロマンティックな作品です。2019年公開。

このデジログへのコメント

  • ロクロウ 2019年08月07日 10:11

    トールキンの映画があるんですね!指輪物語は読んで関連する映画も全部観て好きなので生い立ちが作品に影響を与えたことに興味持ちました。英国の伝説とか神話とか奥深い話を作らせる地盤もある気がします。

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