- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 毎日元気に働いてます ゆっくりだけど、はっきり喋ります^^ 嫌がらせを受けていたの...
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妖怪
2018年12月10日 11:19
夜も深けた頃に、子どもたちが本を読んでたんですよ
その名も「妖怪大全集」
・・・それ、3年位前にアンにせがまれて買ったヤツ
アンタ、当時怖くて途中で読むの止めたじゃん
アン「あのときはまだ子どもだったから!今は平気よ、説明できないことなんてないんだもの」
何を強がっているのやら
漢字が読めないリリーのために、アンが解説しながらページをめくり
クスクス笑いながら、次々と読み漁る
私「寒いから、2人でお風呂入ってきなさい」
※会話は全て英語です
リリー「ママは?一緒に入りましょうよ」
アン「先に入って身体洗ってるからね」
私「はいはい、後でね」
で、やること済ませてお風呂に入ると
楽しげに妖怪の話
アン「妖怪のアニメがあるのよ、面白いの!」
リリー「妖怪ウォッチでしょ、前に教えてくれたわよね?」
アン「それじゃないの、鬼太郎って言うの」
リリー「スマホで見せてくれたヤツ?」
アン「そうそう」
という会話を横に、お湯を流して髪を洗い始めると
ゴゴーっガタッ
どうやら外で、バケツか何かが風にあおられ転がったような音
さっきまでキャッキャと楽しげに話していた2人が、急に固まり
笑い顔が消えていく
アン「ママ・・・今の・・・なに?」
私「多分、バケツが倒れたんじゃない?」
リリー「・・・ヌラリヒョン?」片言な日本語
私「ぬらりひょん?」
リリー「私たちが妖怪の話をしたから、来たんじゃない・・・?」
私「んなわけないでしょ、風が吹いて・・・」
ゴオッガラーンゴッ
再び何かが倒れる音
リリー「ウミボズ?」※片言な日本語
私「海坊主?ここ海から遠いからいないよ」
リリー「いるかもしれないよ!ママは怖くないの?」
私「んなもんいないって。風が吹いてね・・・」
ゴオッ
と、ひときわ強い風が吹き
お風呂の窓が「カタカタカタカタ」と揺れると
アン「垢舐め・・・?」
私「あかなめ?お風呂の垢を舐めるやつ?だからいないって」
と、街灯に照らされ白く光りながらお風呂の外を飛ぶ何か(おそらくビニール袋か何かの類)
それを目撃し、リリーがひとこと
リリー「ロクロクビ・・・?」※片言の日本語
ろくろ首
いや、何でそんなに妖怪詳しくなったんだよ
どハマリしてんじゃんかよ
まあ、楽しがってるならいいか。と思いながら2人を見ると
けっこう本気で怖がってる顔
私「はい、ママも湯船に入れて~」
と足を入れると、両サイドから私に抱きよる2人
く・・・苦しい
ちょっと2人とも、もう少し余裕を持たせてくれないと
圧が
私「何で押すの?ゆったりお風呂に入りたいでしょ?」
アン「ちょっとだけいいでしょ!寒いから!!」
ウソつけ!お前ビビってんだろ
リリー「ママ、もう少しそっち詰めて」
お前もビビってんのかていうか、狭い
おそらく男子なら、鼻血もんのシチュエーションでしょうけど
お風呂に入って温まりたい私には、拷問
お風呂のあとは、キッチンに行くにもトイレに行くにも
ずっと2人で行動してた、可愛い娘たちなのでした
(”妖怪は科学で説明できないから別”なのだそうです)
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