- 名前
- ユリ
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- 年齢
- 42歳
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- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「空飛ぶタイヤ」レビュー☆
2018年05月30日 21:36
長瀬智也主演他。池井戸潤作品、初の映画化!オールスターキャストによる大逆転劇が始まる―。ある日起きたトレーラーの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松(長瀬智也)は独自の調査を開始。突き止めた先にあったのは大企業の“リコール隠し”だった。事故に隠された大企業の闇を暴くために奮闘する、決して諦めない男たちの姿を描きます。果たしてそれは事故なのか、事件なのか。正義とはなにか、守るべきものはなにか。観る者すべての勇気を問う、世紀の大逆転エンターテイメント大作。
4/10点!!初・池井戸作品です。苦手なジャンル&文体なので、これまで避けていました。人が実際に亡くなっている実話をベースにしているので、いつもの池井戸作品のように、スカッとする終わり方ではなく、人ひとりの人生の重さをズシリと感じさせるお話でした。人ひとりの命が、被害者家族、加害者だけでなく、その会社、大元となる大企業、系列企業、過去に同じような事件に遭った中小企業に生きる、すべての人々の運命を変えていく様は、考えさせられるものがありました。現代日本を支えているのは、名もなき中小企業たちで、すべての人たちは日本という歯車の中で繋がっているのだなぁと。リコール隠しをしようとしている人たちは分かりやす過ぎるくらい悪代官で、それを告発しようとしている人たちは理由なき正義感を持って動いている人物も多く、ラストの大逆転はいわばラッキーによるところも多く、リアルな説得力には欠けました。こういうところが池井戸作品が苦手だなぁと感じるが所以です(^_^;) 赤松の人を信じる、想いは届くと信じる姿勢は、人の核として大切な事ですが、社長としてはリスキー過ぎるかなと。でも、中小企業はその信頼性で成り立っているのも現状で、他人の人生を背負う責任って、何だろうと考えてしまいました。人としては、沢田や井崎の生き方の方が共感出来るかな。リコールをして信頼性を取り戻す方が、隠すよりも明らかに損害が少ない筈なのに、何故、隠しちゃえとなるのが、よくわからず、モヤモヤする作品でした(>_<) 2018年公開。
このデジログへのコメント
そうか~。。。モヤモヤ系ですか。。。
やっぱり最後はスキっとしたいな~(^^;
とことん切ないか(><
> はらぺこさん
いや、切なくもなかったです。重たいと感じさせたいみたいな空気感。普段の池井戸ドラマはスカッと系なんですかね?
ニースで話題になりました。映画になるには遅いようなテーマです。長瀬はクロコーチで好きになりました。
> HIROさん
かなり前の事件ですよね。映画にもテレビほどじゃないけどスポンサーがありますし、昔じゃ映画化も難しかったんじゃないですか?
> ロイ☆さん
池井戸さんの作品は登場人物が多いし、描写も細かいので、ドラマ向きですよね。でも映画2時間枠としてはかなり上手くまとまっていたと思います(^^)
> GRAYさん
私も苦手なジャンルで(笑)仕事なので寝ちゃだめだ~って大プレッシャーの中何とか寝ないで観ました(爆)
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