任命

生粋のバイリンガルである娘は、言葉をよく使い分けます。


日本で生活しているときは、お出かけのときは日本語を多用し
（私と2人のときは、英語でバリバリ話しかけてきます）


イギリスで生活しているときは、英語が当たり前
（聞かれたくない会話は、日本語を使います）



そんな娘の国語のテストは、毎回100点
（漢字もかなり読み書きできます）


というか、ここで娘自慢


100点しか取ってきません。


「100点以外は隠してるのかな？」と思ったこともありましたが


テストノートというものが娘の小学校には存在し

毎回受けたテストを閉じておくためのノートに

今まで受けた全テストが教科別に収納されてます。


これを見てみても、欠けてるテストは無し！




そうなんです


今まで、100点以外の点数を取ってきたことがないんです




これ、私にはすごく嬉しいことです



点数？違いますよ


何を伝えようとしてるか、を理解してるってことじゃないですか



問題の意味がわかって、内容を理解して


ちゃんと答えを導き出せる



ということは


人との会話も、きっと同じこと




点数がいいとかは、私には問題じゃなく


相手あって成り立つ会話も、理解できてるってことじゃないですか
（娘の小学校には、面接テストという「先生と会話して、問題に答えるテスト」というものがあります）




元々、「勘が鋭い」とか


あるいはよく「気が利く」子ではありますが


お友達や先生、近所の人と話すときに

「相手のお話を理解できる」能力は、世界中どこでも通用するもの



臆せず何でも挑戦する娘ですが


親として、成長を目にできることを

とても嬉しく思います。





「最近、娘さんの話ばかりだね」


当たり前じゃないですか！！



可愛い可愛い、わが子ですもの


不快だったら、読むのを止めてくれぃ！！





嬉しいものなんですよ。


母の日にプレゼントやお手紙を書いてくれたり


お風呂で身体を洗ってくれたり


当然のように毎日お手伝いをしてくれたり



嬉しいこと、毎日たくさんですよ




この前なんかね



ボソっとね



「I'm happyestbecause Ihave Mom!!」
（ママがいるから私とっても幸せ！）


な～んて言ってくれたんですよ





娘のお友達がね、何人か

「ママが嫌い」とか「ママよりパパがいい」って、言うんですって



「何で？」って娘が尋ねたら



「私のお願いを聞いてくれないから」ですって




そこで、娘はガツンと


「あなたのママはあなたのお使いさん（お手伝いさんのことだと思います）じゃないわ！」って言ったそうなんです




娘に言わせると


・お願いを聞いてくれるママは、私も嬉しい。現にママ（私のこと）はいつも私のことを愛してくれてる

・でも、もうひとりのママ（親友）が病気になったとき、ママに「生きててほしい」ってお願いを言ったけど叶わなかった

・みんなの考えだと、ママ（親友）は私（娘のこと）のお願いを聞いてくれないで死んじゃったから、
　ママ（親友）を嫌いにならないといけない

・ママ（親友）はきっと生きていたかったし、私（娘）のお願いも聞いてあげたかったけど
　病気だから出来なかった

・ママ（お友達のお母さん）はママで精一杯頑張ってるのだから、自分がママ（お友達のお母さん）のために
　何もしないでママのことを嫌うのはワガママがすぎる






もう、日本の次の総理大臣


うちの娘に決めませんかね！！？



必ず素晴らしい未来を約束して、実行してくれそうな気がするの

私だけですかね？



いえいえ、親バカとかの発言じゃなく


こんな教育した覚えがないのに、8歳でここまで言ってくれるんですよ？



未来を託しても、いいんじゃないか！！






だって、娘は超ポジティブ（気持ちが前向き）

具体例①外見が外見なので、田舎の茨城ではけっこうどこへ行っても注目されるのですが
「So I'mmost beautiful」（私がものすごく美しいから）見られると考えてる
（実際、親の私が言うのもなんですが超美人です）




そして、自分はさておき容姿などの差別を許さない

具体例②クラス劇（短い演劇だそうです）をやる際に、（綺麗だから、金髪だから、肌が白いから）という理由で
わが娘が圧倒的推薦でシンデレラ役に決まりかけたとき

「お母さんが初めて見に来る」（授業参観も含め、参観行事に初めて（いつもお仕事やらで忙しい）お母さんが見にくる）
という理由で立候補した子がいて
クラスの男の子が（可愛くないからダメ）と容姿を馬鹿にしたとき、娘が立候補した子の代わりに男子全員にブチギレ

結果、娘は喜んでシンデレラ役を辞退→立候補した子がシンデレラ役をゲット

ちなみに、娘は容姿の関係ない「馬の前足の役（クラスでも背が高いので）」でした

その話を娘の同級生のお母さんから聞いた私は、娘の「漢気（おとこぎ）」に惚れ惚れしてました




さらに、今は出来ないことを「出来るようになる」努力をする人を、決して笑ったりしない

具体例③娘は算数も得意で、父が教えたのも手伝って（一次方程式）を解けるほどなのですが
（先日は父が一次関数を教えてました・・・小2には早すぎるって）

クラスの男の子が、算数が苦手な子がいまして
うちの娘や他の子に「算数の問題の解き方」を教えてほしいと、お願いしてきた子がいるんだそうです。
他のみんなは算数の問題を理解してるので、「そんなのもできないの？」とバカにしたんだそうですが
娘だけは「いいわよ、一緒に頑張りましょう。」と、休み時間などに辛抱強く解き方を教えてるんだそうです。
（これも娘のお友達のお母さんから聞きました）





私が、何が一番嬉しいかって

「私、こんな親切をしてるのよ！」って娘が直接私に言ってこないことが、とても誇らしい！！


どう見たって、娘がしてることは「カッコいい」と、贔屓目無しでも感じ取れます


でも、それを自ら話したりしない


パパそっくり


「授業がわからなかったら、先生に聞けば」？？

何言ってるんだよ

先生に聞きづらくて、お友達に何かを尋ねた経験

自分たちだって、あるでしょう？

もう忘れちまったのかい？それとも忘れるくらい「何十年も前のこと」って言えるくらい、年寄りなのかい？





そうだよ

ママ（親友）も私も、パパのそんなところに惚れたんだよ

そして、それを受け継いでくれてるあなたは

間違いなくパパや私たちママの誇りなんだよ


と、娘を褒めると

照れくさそうにするところも、ソックリ




ほら、そろそろ総理大臣

うちの娘で決めておきません？


いや、もっと言ってしまえば

国連事務総長とかもいいんじゃないですかね？