- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 毎日元気に働いてます ゆっくりだけど、はっきり喋ります^^ 嫌がらせを受けていたの...
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マイナス9℃
2018年02月05日 12:32
現在、イギリスはバーミンガムに滞在している私ですが
諸手続きが済み次第、帰国です。
飛行機は既に手配済みなので、タイムリミットは水曜日(こちらでは火曜日です)
銀行その他の手続きは既に終わらせ
後は1件用事を済ませば、自由です。
ボスのところに顔も出さねばですが
会いたい人がもう1人
イギリスで初めて、ボスの事務所やご近所さんや親友の友人以外で
私が自分のコミュニケーションで仲良くなった、おじいさん
ロンドンへの初勤務の日から毎日見かけて
いつしか、娘が落としたキーホルダーを拾っておいてくれた、親切なおじいさん
ロンドンを歩いているだけでも、田舎者&オドオドしてる私は
99.9パーセントの親切な英国人に助けられてたのですが
0.1パーセントは、私を「移民」だとか「アジア」と差別する人が、いるもので
このおじいさんが初めて、目の前でイジワルする英国人に面と向かって文句を言ってくれた人なんです。
日記にも書いてましたが、私の職場は「キッズルーム」的なお部屋がありまして
保母さんのような人こそ雇ってませんでしたが、事務所のスタッフ全員で「子どもたちの面倒をみる」という
とてもありがたい職場でございまして
毎朝、バーミンガムの自宅からロンドンの事務所へ電車で通い
ユーストン駅で降りるのが日課。
そこから大英博物館を横目に、歩いて出社するのですが
タブレットやらお菓子やらを詰め込んだリュックを背負う娘は
リュックに「カエルのぬいぐるみキーホルダー」をつけてまして
(パパが昔、ママ(親友)にあげた地元筑波山のお土産です)
とても大事にしてた、そのキーホルダーを
どこかで落としちゃったんです。
その落ち込みようと言ったら、世界の終わりのような顔をしてたんですが
翌日、落ち込む娘の手をとり同じ道を歩いて出社していると
杖をついたおじいさんが
おじいさん「Good morning, I think you left something. Is this yours?」
(おはよう、これを拾ったんだが君のかね?)
と、カエルさんを拾って保管してくれてまして。
娘も私も、歩く速度は早いほうなので
おじいさんが追いつくことも出来ず
(毎日見かけるから、きっと明日もここを通るだろう)
と、待っていてくれたんです。
大事なカエルさんが無事帰ってきて、娘は大喜び
私も、お礼は忘れず「thank youverymuch!」
それがきっかけで、元々早い出社の私は
朝15分ほど、おじいさんのモーニングブレイクにお付き合いするようになったというわけでございます。
おじいさんの朝は早く(朝3時に起床するそうです)
夕方6時過ぎにはベッドへダイブ(夜は早く寝るのが長生きの秘訣だそうです)
そんなおじいさんは、御年96歳
毎朝、自宅から2時間ほどゆっくり散歩しながら
私たちが初めて会った、おじいさん行きつけの「スピーディーズ」というサンドイッチカフェへ。
ここで2~3時間ほどのんびりしたあと、娘や私が目の前を通る時間帯
私たちとお話をした後は、散策しながら自宅へ戻るのが日課だそうです。
何をするにも丁寧なおじいさんは、話し方も優しく
私の英語が下手くそでも、決してバカにせず
とにかく紳士!!
で、娘は一体どういう強運の持ち主なのか
話してみると、このおじいさんも「貴族」(自称、落ちぶれたただの老人だそうです)
とは言っても、貴族らしいことはしてこなかったそうで(昔は嫌々ながら議員をしたそうです)
リフォームやら自動車販売会社やらを立ち上げ、金銭的にゆとりのある(どこにでもいるおじいさん)と自称してました。
このおじいさん、すぐ横の椅子にボディーガードが常に4,5人いまして(目の前にも2人ほど、いつも回りの様子を伺ってます)
これなら大抵のトラブルも、平気で回避できそうな感じ。
そんなおじいさんに久々に会って、お土産を渡したり最近の娘の話でもしてあげたいな、と思ってまして。
早く行動しないと、おじいさんがさっさと他の場所へお散歩に行きかねないので
今日は早朝行動です。
眠いけど、頑張るぞ!!
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