- 名前
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「雲のむこう、約束の場所」レビュー☆
2017年09月26日 00:44
声:吉岡秀隆主演他。日本が南北に分断された、もうひとつの戦後の世界。米軍統治下の青森の少年・藤沢浩紀(吉岡秀隆)と白川拓也(萩原聖人)は、同級生の沢渡佐由理(南里侑香)に憧れていた。彼らの瞳が見つめる先は彼女と、津軽海峡を走る国境線の向こう側、ユニオン占領下の北海道に建設された謎の巨大な「塔」。いつか自分たちの力であの「塔」まで飛ぼうと、小型飛行機を組み立てる2人。ところが中学3年の夏、佐由理は突然、東京に転校してしまう。うやむやのうちに飛行機作りも投げ出され、それぞれ別の道を歩き始めるのだが・・・。2002年「ほしのこえ」で映像界に鮮烈なデビューを飾った新海誠監督初長編映像作品。
3/10点!!新海監督の作品は同じ要素を再編して良くなっていっているところがあるので、彼の作品を順を追って観ていくと「君の名は。」が集大成と言われている理由がわかります。そして、これまでの新海作品を「君の名は。」より先に観ていたとしたら、そんなに目新しさを感じなかったであろうとも思いました。本作は「君の名は。」のベースになっているようなお話で、宮崎駿作品や庵野秀明作品、あと若干、押井作品も感じさせる作りでした。色々影響受けているのがモロにわかるので、とてもよく出来た自主映画みたいな(笑)エヴァの音楽聴こえてくるかと思いましたもん(爆)でも、拓也がただの恋のライバルではなく、物語が3人でしっかり立っているのは良いですね。吉岡さんと萩原さんは中学生を演じるのは無理有り過ぎでしたし、吉岡さんは中学生でなくても良い声というわけではないので、物語を遮断する勢いで邪魔していたので、嫌でしたけど。二人と佐由理役の南里侑香との声の年齢差が激し過ぎて(>_<)あとは、新海さんはすごく新宿とあの田舎町の風景に思い入れがあるか、ロケハンと絵コンテ書くのが嫌いかどちらなんだろう?と思ってしまうくらいいつも同じ風景(笑)こだわりなら良いのですが・・・。テロップ出るのが短すぎて、世界観を理解するのに時間がかかったりするけど、結局、Boy meets Girlなお話で、きっと新海さんは相対性理論とか運命のボタンの掛け違えみたいなのが大好きなんだろうなぁと、色々詰め込んでいるのがよくわかる作品でした。2004年公開。
このデジログへのコメント
> GRAYさん
うーん、順番に観ていくと「君の名は。」は楽しめないと思います。良くなっていく過程を楽しみたいのでしたら順番、良いものを最初に観たいのでしたら「君の名は。」ですかね。
> GRAYさん
ちなみに私が一番好きなのは「秒速5センチメートル」です。
> GRAYさん
「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」「星を追うこども」「言の葉の庭」「君の名は。」の順です。私も「ほしのこえ」「星を追うこども」は未鑑賞です。
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