カネミ油症事件

人の残酷さ、痛ましさが心に沁みる、メーカーの無責任な態度、国の被害者に対する姿勢、本当に怒りやら情けなさでまた日本という国を嫌いになっている。いったいこの国はどうなってしまうのか！？　親子三代に渡って苦しめられている被害を受けた方々のいわれ無き差別や身体の苦痛に対してなにも公的な助けが成されないという事、そればかりか国から支給された仮払いの被害者給付の取立てに怒りや絶望を感じずにはいられません。そしてその三代に渡る苦しみも現在の時点での事で四代五代と続くのかも知れない負の連鎖がいつ終わるのか誰も解らないという現実、人に病状が表出する以前の八ヶ月前にカネミから出た廃棄物を飼料として食べさせた鶏が何十万羽も死んで厚生省が立ち入り調査をしたにも関わらずなんら処分、処置もしなかった国の責任は明らかなのに、裁判で国に加担した判決を臆面も無く出す裁判所、茶番です。三権分立なんていったいこの国の何処にあるというのか！？　人として生を謳歌し心安らかに生き心安らかに眠れる日が必ず来る事を祈って、そしてまた弱者に対して思いやりの心やいたわり、やさしさが自然と持てる様な人々が増える事を願って！合掌！