- 名前
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- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「ビフォア・ミッドナイト」レビュー☆
2017年03月26日 00:09
イーサン・ホーク、ジュディー・デルピー主演他。18年前の出会い、9年前の再会。そして本物の愛にたどり着く、真夜中までの数時間―。列車のなかで出会ったアメリカ人のジェシーと、フランス人のセリーヌ。ウィーンの街を歩きながら“夜明け"までの時間を過ごし、 再会を約束して別れた「ビフォア・サンライズ恋人までの距離(ディスタンス)」。それから9年後、ジェシーはウィーンでの一夜を小説に綴り、作家として訪れたパリの書店でセリーヌと再会する。ふたりが過ごした“夕暮れ"までのわずかな時間を描く「ビフォア・サンセット」。そしてさらに9年後。美しいギリシャの海辺の街を舞台に、“真夜中"まで飾らぬ思いを語り合う―。リチャード・リンクレイター監督が贈る恋愛映画の金字塔シリーズ、待望の最終章。
8/10点!!この二人の場合、籍を入れるとしても死ぬ前にするのが賢明だと思います。でないとブランジェリーナみたいになっちゃう。人生折り返し地点についた二人の会話の中には、パートナーと長く続くためのヒントがたくさんあります。セリーヌは共に長い年月を過ごすようになっても「怒れる躁うつ病」真っ只中で、一緒にいるジェシーは発狂してもおかしくない責め苦の中、ひたすら耐えてます。そこに人生の最大のヒントが!女の人は、わあ~~~って相手への不満をぶちまけている間、それにすべて耐え同調し、それでもあなたへの愛は増すばかりだと誓って、その後に笑わせてくれててばほとんどの場合上手くいくんです(爆)無茶苦茶だって思うかも知れませんが、死ぬほど失いたくない相手を失うくらいならそのくらいやったら?とセリーヌを観た後なら強気に思います(^^;)ジェシーはイーサン・ホークが演じるすべての男性に共通するいわゆるダメ男。セクシーで刹那的だけど、生活を共にすると全く頼りにならないです。なので、冒頭言ったように籍を入れて最後の砦を崩してしまうとあっという間に壊れてしまうでしょう。女性にとっては、セクシーで人生で一番メロメロになった相手と約束はできないけど一緒にいるか?2番目だけど自分を愛してくれる安泰な男と結婚するか?という答えのない問いを突き付けられます。最後はピリッとビターでしたが夢物語に終わらないで現実を生きている人間として二人を描いてくれたのは、う~ん、良くもあり悪くもあり。とりあえず二人の現実問題は何も解決できてないけど、解決できないことにも時間と折り合いで何とか進んでいってその時隣にいる人を大切にすればいいのかもなと肩の力を抜かせてくれる作品でした。2014年公開。
このデジログへのコメント
最終章、、、観られたのですね(^O^
ピリっとビター、、コメント気になります、、、
私も絶対観ようっと(*^^*
いつもありがとうございます。
> はらぺこさん
やっと観れました!前2本がロマンティックだったのに対し、男女の問題の違いを浮き彫りにしたような内容が身につまされるというか痛い映画でした。
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