- 名前
- ユリ
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- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「愚行録」レビュー☆
2017年02月08日 00:08
妻夫木聡主演他。一家惨殺事件から未解決のまま一年、週刊誌記者が改めて事件の真相を探ろうと関係者の証言を追い始める。しかし、そこから浮かび上がったのは<理想的な家族>の外見からは想像もできない噂の数々だったー。彼らはなぜ、殺されたのか?人間関係における秘められた羨望、嫉妬、見栄、駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の【愚行】が複雑に絡み合い、見る者の人間性が極限まで試される旋律の群像劇。他人を語り、本性を現すのは、誰だ?あなたは、仕掛けられた<3度の衝撃>を受け止めることができるのかー。
6/10点!!イヤミスですね~(+_+) 人が「これくらいなら。」と利己的に動いた結果が積み重なって、歪んだ歯車同士がかち合ってしまうという怖いお話でした。「これくらい」の度合いは人によって違くて、そう思ってやってる人間はその行為が及ぼす影響など、し終わる頃には忘れてる。でも、完全に善行のみで生きるなんて不可能で、人間は善悪の両面があるから「人間性」という言葉が成立するのだから、本作の被害者になるのは誰にでも当てはまると思いました。その本質を見抜いて早目に離れた恵美(市川由衣)は賢いなぁと感心してしまいました(^_^;) 結局、実質的な加害者の歪みは、不幸だけれど自分で連鎖を断ち切るしかなくて、他に真の被害者も加害者もないと思いました。満島ひかりの予告編で観た時の変な違和感の正体が、本編ではもの凄い負のオーラを放っていて、ゴゴゴッという音が聞こえてきそうでした。完全な善人になれない以上避けきれない事件の話なので、嫌な後味でした(>_<) 2017年公開。
このデジログへのコメント
そうか~後味は悪いのですね。。。
そちら系なら、、、注意かな?(^_^;
いつも、いつも、ありがとう(^O^)
とても、ためになります(*^^*)
> はらぺこさん
今流行のイヤミスです。妻夫木さんのキャラクターは原作には登場しないみたいなんです。そうだとしたらよくできてると思いました。撮影監督さんが海外の方なので撮り方が綺麗で日本っぽくないです
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