- 名前
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「古都」レビュー☆
2016年11月17日 22:58
松雪泰子主演他。呉服屋に生きる千重子(松雪泰子二役)と北山杉に生きる苗子(松雪泰子二役)。生き分かれになった姉妹のそれぞれの娘が大人になった時、新たな物語が動き出す―舞台は京都とパリ。時は生き別れになった双子の姉妹、千重子と苗子が最後に会って別れてから20数年後。それぞれに娘が生まれ、すっかり大人の女性になった二人は、新たな葛藤を抱えていた。千重子は代々続く呉服店を娘の舞(橋本愛)に継がせるつもりだったが、舞から思わぬ抵抗を受ける。北山杉で林業を営む苗子は絵画を志す娘の結衣(成海璃子)を快くパリに送り出したが、結衣が自分の才能に疑問を持ち始めていることに気付く。娘と同じ年の頃、千重子も苗子も人生の岐路に立ち、迷っていた。あの時の自分が下した決断に想いを馳せながら、二人は娘の未来のために何をしてやれるのかを問いかける─。この運命に生きる―川端康成の不朽の名作が現代版で映画化。
1/10点!!「古都」は未読です。あらすじは知ってます。オリジナル続編で原作を読んでいないので、最近疲れてるし、京都の空気や景色に癒されよう!くらいの気持ちで観に行きました。でもそんなにガッチリ景色は映されなくて(>_<)、たまにふわっと京都の北山杉やパリの桜なんかが映されて、将来に悩む若い二人が一歩を踏み出すまでをふわっと描きつつ、母親の過去の回想が入ったりして、全体的にアーティスティックな感じでフワフワしてました。そんなもんだから、クライマックスの良いシーンで眠気MAX!(爆)現状のプレッシャーに押し潰されそうになりながらも未来を決められない若者の話自体はよくある話ですからね(^_^;)松雪さんじゃなくて、尾野真千子とかだったらもう少し感情を動かされたかも知れないです。千重子たちが暮らすお家やお店が、現代小物や家具がなかったら、もう本当に江戸時代みたいで、こんな過去と未来が共存する空間で、じっくり時間をかけてほんまもんで下味を染み込ませたご飯を毎日いただけるなんて、なんて贅沢で不思議な空間なのだろうと思いました。真太郎(葉山奨之)が通りで車の遠隔操作でドアを開けて乗り込むシーンがあるのですが、車が違和感バリバリで車だけタイムスリップしてきちゃったみたいでした(*゜Q゜*) 「京都の人間はほんまもんに囲まれて育ってるから、目口だけは肥えていて経験がないから大変。」とお祖父さんが言っていたのが印象的で、目口も経験も長い時間をかけなければ身にはつかないもので、それを次代に繋いでいくのは、気が遠くなるほどの歴史と人々の想いを感じました。会話の端々にある「西陣に行っても機織りの音が聞こえなくなった。」とか京都が大変な危機に直面していくのもヒシヒシと感じました。なので、文化教材としてはほんわかと成功、映画の面白さは日本を代表する名作「古都」の続編としては、予定調和なことしか起こらないので、いまいちと言ったところでしょうか( ̄~ ̄;)とりあえず「古都」は読んでみます。私は知識が圧倒的に足りないので、恥ずかしくなりました(>_<) 2016年公開。
このデジログへのコメント
折角、、、見たのに残念でしたね(vv
私は、最近忙しくて、、、映画見れていない(vv
映画見れないストレスが(^^;
> はらぺこさん
はらぺこさんもすごいペースで映画観られてますもんね。見れない日が続く空気足りないみたいな感覚で映画足りないって思いますよね(笑)私も師走は毎年忙しいです。なんでなんでしょうね。
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