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「溺れるナイフ」レビュー☆

2016年11月10日 22:37

「溺れるナイフ」レビュー☆

小松菜奈、菅田将暉主演他。一生ぶん、恋をした。目が回るほど、息が止まるほど、震えるほど―。15歳の夏。都会から転校した来た人気モデルの夏芽(小松菜奈)は、神様が住むという入江で、美しい少年コウ(菅田将暉)に出会い、その激しく、自由な振る舞いに翻弄されながらも、強烈に惹かれていく。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合い始める。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった―。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、ふたりがくだす決断とは―?気高く危うい10代の破裂しそうな恋と衝動を描いた、最旬キャストで贈る【一生に一度】のラブストーリー

3/10点!!原作は二巻くらいでリタイアしました(ジョージ朝倉は好きなのにこれは面白くなかった)原作がかなり昔のものなので、大友以外の登場人物が皆昔の中二病真っしぐらなお話です。作中に映されている水面が、すべてのシーンで黒く濁っていて、彼らを呑み込もうとしているようで、印象的でした。菅田くんと小松菜奈ちゃんは旬な俳優さんだけあって、二人でも単体でも、暗闇の中で光輝いていたけれど、15歳だからこそ言える台詞、放つ熱を表現するのはやはり大人になり過ぎていました。夏芽と大友(重岡大毅)の心情は丁寧に描かれていて、夏芽の悔しさ、無力感、もがき苦しむ気持ちが、とても伝わってきて良かったです。しかし、コウとカナ(上白石萌音)は基本設定や背景すら殆ど語られず、コウが島では特別な存在で夏芽が惹かれてコウにこだわり続ける理由も、全然わからなかったです。カナなんか、もう出なくても大丈夫なくらいの扱いで、上白石ちゃんの雰囲気や、クライマックス修羅場は良かったのに勿体無かったです。あと、水中シーンが綺麗で、描き方次第では純文学風に出来たのに、歌詞が耳に入ってきてしまうポップな曲を作中とエンドロールに使用したことで、作品全体がチープになってしまっていました。大友カラオケフルのシーンはサービスショットなのかな?重岡くんのファンじゃないので、不必要に長く感じました。「ホットロード」や「MARS」もそうですが、原作が昔のものを今、映像化するのは難しいです( ̄~ ̄;)2016年公開。

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