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今年上半期の後悔と下半期の目標

2016年08月03日 23:47

『衣食足りて礼節を知る。』

これは「遊牧民」の言葉


現代日本社会では

「衣食住満ち足りて礼節を知る。」

住が主要な社会的財産と成ってるからだろうね。


一昨年オフクロが安らかに永眠したのを追いかけるように、昨年明けた途端に風邪こじらせて肺炎心不全オヤジも逝ってしまった。

そして今年の命日前にオヤジオフクロと一緒の処に埋葬した。


さぁ~て生まれてきた目的は果たしたしコレからどうするかねぇ~。

『去るものが去り、来るものが思いっきり押し寄せそうだな。。。』

慌てたところで何が出来る訳でもないし
『縁』
が押し寄せて来る前に一休一休み。。。

と思う間もなく

賢い弟から
『一段落したし家を買おうとおもうのだが。。。』
と相談(というより)宣告された。

まぁ~そこら辺の不動産屋より知識と経験と才能があるので
口出しせず買うに値するか調べあげた。

『良いんじゃないの?』
※別にオレが金出す訳じゃないし、お手伝いとして居候させてくれるみたいだし(笑)

そんな流れで上半期が終わり下半期の始まりは新しい家で落ち着かない日々。


【後悔を感じる余裕すらない】のが本音。

1ヶ月独りで後片づけして思った事は
これで
『衣食住満ち足りた』

これからは【礼節】を知る必要あるんだな。。。
とは思っていた。


しかしそういう『縁』というのか『流れ』というのか、後片づけ最終日見知らぬ老婦人から声をかけられた。

「あの○○さんの息子さんですか?」
『はいそうですけど。。。』
「お母様ソックリな顔ですね。」
「お母様はお元気ですか?」
『あぁ~オフクロは一昨年、オヤジは昨年亡くなりました。』
「そうなんですかぁ。」
「子供の頃に娘が同級生だったので皆で仲良く遊んだの覚えてません?」
「多分お兄さんか弟さんの同級生だっんですけど。。。」
『大変不躾で申し訳ありませんがお名前伺っても宜しいですか?』
「□□と申します。娘は△△です。」
アニキ同級生のお母さんだったのだけど娘さんもその家族も全く記憶になかった。
「そうですかぁ~ご両親見かけなくなったので気になってたんですけど亡くなられたのは残念です。
「お母様は物凄く働き者でしたよねぇ。」
「私達は一緒に一生懸命頑張って働きましたからねぇ。」
「本当に頭が下がる様な働き者のお母様でしたね。。。」
『ココを離れる最後の日に気にしてくれていてそう言っていただけた事でオフクロも喜んでいると思いますよ。。。』

こういう事があるって事とそう言ってくれる人が突然表れた事にただ涙ぐんで感謝するしかなかったねぇ。

最後に『ウチの親は天寿を全うしましたけどどうぞまだまだ末永くお元気で。。。』

これを言えた自分が誇らしかった。

こんな事あったのに【後悔】する訳ないよね。
そして一人前の男の『礼節』も身に付けてると感じられたしね。


そしてひと月が過ぎようやく新生活に慣れてきて思う事は、
もう少し上の『礼節』にたどり着くにはまだまだ遠い道のりがあるな。。。って事だねぇ。

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