- 名前
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- ガツガツして欲しい貴女、他の方をお訪ねください。 まったり、ねっとりの専門店です。但...
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震災を考える
2016年05月05日 03:55
おはよう(^∇^)
歌が巧い女性は
吉田美和圧倒的
私のフレサンたちは
ドリカムファン多数♪
ドリカムの好きな女性が多いことは、よゐことかな、たぶん。
女性が多くて哀しいこともある。車内泊で取り上げられるエコノミークラス症候群は、犠牲となるのは多くが女性だ。新潟地震では、全員が女性だったそうだ。
今夜も、今朝までに震度3とか揺れている。登山家の野口サンの発案で、登山隊が使う大型テントが集められ、テント村が造られたそうで、これで足を伸ばして眠れるのは何よりだ。
テントと云えば、寝泊まりする他にも長方形で三角屋根、パイプ4本足の、所謂よく見かけるタイプのテント等は、災害時に被災地に大量にお目見えする。
新潟や能登、福島や今回の詳細は分からないが、阪神淡路大震災の時は大手テント業者が一斉に在庫を被災地へと送った。
私は当時、東京でイベント設営をよくやっていたのだが、業界最大手の『TSP太陽』を始め、主だった業者は一様に神戸にトラックを走らせた。
私が話しを聴いたのは、業界4位の『セレモニースポーツ』の社員の方から。名古屋以西の倉庫にあった在庫を全て放出したそうだ。
便宜上、それは貸出になるのだが、金額と貸出期間が空欄の請求書。当然、『セレスポ』も却って来るとは思っていない。
「コレは、俺たちテント屋の社会的責任」
現場の社員サンが云うから、カッコイイ!
報道がされていないことは多い。よゐことも悪いことも。
そして、時間が経って初めて出てくる話しもある。
タクシーの幽霊話を知った。
震災後、宮城のタクシー運転手の方たちが経験した幽霊現象である。
季節外れのコートに身を包んだ若い女性が告げた行き先。人は居ない筈なのだが……。
運転手は尋ねた。
「あそこはほとんど更地ですけど、構いませんか?」
「私は、死んだんですか?」
震える声に運転手が振り向くと、そこには誰もいなかった。
やはり夏なのに、厚手のコートを着た男性客が消える話しもある。
そして、運転手の方たちは寛容だ。
「ちょっとした噂では聞いていたし、その時は“まあ、あってもおかしなことではない”と、“震災があったしなぁ”と思っていだけど、実際に自分が身をもってこの体験をするとは思っていなかったよ。さすがに驚いた。それでも、これからも手を挙げてタクシーを待っている人がいたら乗せるし、たとえまた同じようなことがあっても、途中で降ろしたりなんてことはしないよ」
そう語るのは、津波で母親を亡くしたタクシードライバーの方。
これらは、東北学院大の卒論から。
『呼び覚まされる霊性の震災学
3.11 生と死のはざまで』
(新曜社 刊)
実際にメーターが切られているので、これらは無賃乗車の扱いらしい。
興味深いのは、学生たちが取材中、「幽霊」と口にすると否定されたということ。
「そんなふうに言うんじゃない!」
「幽霊なんて、蔑むように言うんじゃない!!」
声を荒げる人ばかりじゃない。
「幽霊とはちょっと違うかも知れないね」
諭す人もいたという。
今を生きている人たちも、心の中では時が止まった壊れた時計が、きっと何処かに転がっている。
だから「幽霊」と云われたくない。だって、そこに居るんだもん。
居ないんだけど、居るんだもん。
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