- 名前
- ぱすかる
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- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- 中身は40代。 気が弱く臆病だが、ココロは獰猛。
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糖分は悪の根源、食わなきゃ、病気はナイ
2016年04月12日 09:19
糖新生、低血糖とは何か?
ヒトは糖質を摂取することで、
心身の疾患になる。
しかし、
この普遍的な真理に対し、
99.9999%の人が疑問を呈し、
それを理解しようとしない。
理由は単純である。
「糖は人間に不可欠な摂取すべき栄養素である」
という権威が、
発信する「偽栄養学」を
信じて疑わないからである。
疑うことなく、
「糖質は摂取すべきもので、
体内において善玉である!」
と思いこんでいる。
まさに、愚かの極みである。
愚の骨頂とはこのことを言う。
しかし、
これは権威の「嘘栄養学」に
無知で素直な大衆が、
騙されているからに他ならないが・・。
99.9999%の大衆は、
ヒトも肉食動物も草食動物も
体内で必要とされるグルコースは、
「糖新生」に代表される体内合成で
100%賄われており、
摂取する必要がまったくないことを
知らない。
まさに、
彼らは「権威栄養学」の
熱烈な信者である。
そう、
糖質は、
体外から食べ物で摂取しないと
やがて、すぐさま、
「低血糖」になると
疑いなく盲信している。
まさに、この理解は、
驚きである。
では、
糖質を生涯に渡って
全く摂取しない、
ライオンやシマウマや
伝統的な糖質ゼロ食を
何千年も営んできた
イヌイットは
糖質を摂取しないで、
どうやって
何千年も「低血糖」を、
乗り越え、
克服したのであろうか?
いや、
ライオンも
シマウマも
イヌイットも
生涯に渡って
糖質をまったく摂取しないが、
低血糖等には、
一度たりともならない。
別に克服したり
乗り越えたわけでもない。
なぜなら、
肝臓と腎臓で、
グルコースを合成(糖新生)し、
血中にグルコースを
24時間持続的に、
供給しているからである。
この真実を知らないと、
権威の嘘や術中に簡単に嵌る。
簡単に騙される。
「糖新生」という言葉の説明を
権威の医学書等で閲覧すると、
まず、「飢餓時・・」という
言葉が冒頭に登場する。
これで、まず騙される。
これは権威の騙しの
常套手段である。
一発目で、
読み手を
嘘の屁理屈に誘導する。
頼みは権威だけである。
飢餓時だけに「糖新生」が、
特別に起きるわけではない。
わかりやすく言えば、
糖質を食って
血糖値が上昇している時は、
糖新生は抑制されるが、
それ以外の
空腹時や睡眠時は、
肝臓と腎臓でグルコースを
毎時6~10g程度、
血液中に
24時間供給している。
もし、
あなたが
しっかりとした糖質制限を
しているなら、
食事中も食後も糖新生は
継続しているのである。
以前も申し上げたが、
脳のグリア細胞の解糖系では、
過酷な頭脳労働時は毎時4g
ぼーっとしている時は、2~3g、
睡眠中は2g程度の
グルコースの消費がある。
赤血球は、
安静時(事務仕事程度)では、
毎時2g程度消費されている。
血糖値の標準値を100とすると、
体重50キロのヒトで、
血中に4gのグルコース量で
飽和していることになる。
この初期血糖値の4gと
糖新生による
追加グルコース6~10g
(中間値8をとる)を
加算すると、
4+8=12
12-(4+2)=6g
ということで、
単純計算でも、
血糖値が相当、
上昇することになる。
これを抑制するのが、
持続的に分泌されている
「インスリン基礎分泌」である。
はっきり言って、
「糖新生」のグルコース合成の量と
「インスリン基礎分泌」の量の均衡が、
空腹時血糖値や
睡眠時の血糖値を、
定めているのである。
したがって、
生涯に渡って、
糖質ゼロで、
食生活を営んでも、
糖新生とインスリン基礎分泌の
均衡が保たれれば、
低血糖にも高血糖にもならないのであり、
血糖値の恒常性を完全に維持できるのである。
血糖値の恒常性を破壊し、
乱すのが、
糖質の摂取による、
血糖値の乱高下に他ならない。
これが高血糖、
高インスリンを呼び、
糖尿病、
がん、
動脈硬化等、
万病の温床になるのである。
たとえば、
糖尿病になると、
インスリン基礎分泌も衰える。
糖新生は、
ほとんどの場合衰えないから、
空腹時の血糖値が、
400とか、
500とかになる。
ようするに「糖新生」は、
マイペースで、
グルコースを忠実に
コツコツ合成し続けるのである。
何度も書いているが、
インスリンを分泌する
膵臓のランゲルハンス島β細胞は、
肝臓の10分の1の
抗酸化能力しかない、
稼働させればさせる程、
インスリンは枯渇する。
ヒトにとって、
本当の恐怖は、
インスリン基礎分泌が衰え、
空腹時に、
血糖値が400とか
500とか、
になることである。
くどいが、
ヒトは、
低血糖等になるような状態にならなように
万全の態勢を整えているのである。
まさに、
健康であれば、
低血糖になんか
ならないのである。
低血糖対策は、
ヒトの人体においては
完全無欠の体制なのである。
例外的に低血糖になるのは、
①糖質を摂取し過ぎて、
インスリンがタイムリーに分泌されなくなり、
機能性低血糖のような
血糖値がある程度下がってから、
インスリン追加分泌が始まったり
するようなとき。
②糖尿病の治療を、
糖質制限で行わず、
糖質をわざわざ摂取して、
血糖値を上昇させ、
インスリン等を用いて、
過度に血糖値を
下げ過ぎてしまった時。
健康なヒトが、
普通の生活をしている中で、
低血糖が起きることはない。
糖質制限をしたり、
昼食にありつけなかったくらいで、
低血糖になるようなことは
絶対にないのである。
ここが重要である。
ここを知らないと、
「糖質制限は低血糖になる!」
「糖質制限は危険である!」
という単純な嘘に
簡単に騙されるのである。
恐れるべきは
糖質の過剰摂取による、
追加インスリンと
インスリン基礎分泌の枯渇による
高血糖(糖尿病)と
それが引き起こす
癌や動脈硬化他の様々な
心身の疾患なのである。
人間、いかなる分野においても
正しい知識の習得が
己や己の愛する家族を救うのである。
しかし、
己の健康や
今後の己の人生の行方に、
興味のない人には、
正しい知識の習得は、
必要のない話である。
by 荻原敦
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