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夢を撃つことはできない
2014年12月12日 23:46
12月10日、ノーベル平和賞の授賞式が行われました。
史上最年少の受賞となったパキスタン人のマララ・ユスフザイさん(17)のスピーチが心に響きましたので、一部を紹介します。
親愛なる兄弟姉妹のみなさん。
いわゆる大人の世界であれば理解されているのかもしれませんが、私たち子供にはわかりません。
なぜ「強い」といわれる国々は、戦争を生み出す力がとてもあるのに、平和をもたらすことにかけては弱いのでしょうか。
なぜ、銃を与えることはとても簡単なのに、本を与えることはとても難しいのでしょうか。
なぜ戦車をつくることはとても簡単で、学校を建てることはとても難しいのでしょうか。
現代に暮らす中で、私たちはみな、不可能なことはないと信じています。
45年前に人類は月に到達し、おそらく火星にもまもなく降り立つでしょう。
それならば、この21世紀には、全ての子供たちに質の高い教育を与えられなければなりません。
親愛なる姉妹兄弟のみなさん、私たちは動くべきです。
待っていてはいけない。
動くべきなんです。
政治家や世界の指導者だけでなく、私たち全ての人が、貢献しなくてはなりません。
私も、あなたたちも、私たちも。
それが私たちの務めなのです。
みなさん、これで終わりにしようと決めた最初の世代になりましょう。
誰もいない教室も、失われた子供時代も、無駄にされた可能性も。
男の子や女の子が子供時代を工場で過ごすのも、もうこれで終わりにしましょう。
女の子が幼いうちに強制的に結婚させられることも、戦争で子供の命が失われることも、子供が学校に通えないことも、これで終わりにしましょう。
私たちで終わらせましょう。
この「終わり」を始めましょう。今、ここから、ともに「終わり」を始めましょう。
ありがとうございました。
マララさんは、2年前に銃撃されました。
女子にも教育を受ける権利があると声高に訴えていたのに対し、学校から女子を排除しようとするタリバーンのメンバーが、スクールバスを襲ってマララさんを銃撃。
マララさんは意識不明の重体となり、昏睡状態のままパキスタンから英国に搬送されて治療を受け、回復。
その後も命を狙われながら、女子が教育を受ける権利を訴え続けたのです。
マララさんは言います。
「私の体を撃つことはできても、夢を撃つことはできない」
17歳の言葉とは思えない、なんと重みのある言葉なのでしょうか。
平和が当たり前の国の、平和が当たり前の時代に育った僕らは、とてつもなく恵まれている。
70年前は、空から爆弾が降ってきて、150年前は、刀で斬り合って、所変われば今も銃弾や戦車によって命を亡くす地域もある。
平和に過ごせる日々に感謝しつつ、平和な僕らにできる事は何だろう?
きっと、このことから目をそむけずに、平和を繋ぎ広げていく意志を持っていくことでしょう。
暴力や銃弾や爆撃で言うことを聞かせる時代は終わり!
お互いが尊敬し合い、良いところを尊重していき、助け合う関係が築けたら、暴力や戦争はいりませんね♪
このデジログへのコメント
終わりを始める
いい言葉ですね
(  ̄▽ ̄)
日本にいたら気かない事が
世界ではたくさんありますね
彼女の偉大さには同感。でも日本は今も昔も攻撃を受け続けているよ。情報戦争も戦争の一形態
17歳の女の子に教えられました。
私達は黙っていてはいけないですね。
SYUZO-さん:本当ですね。勉強になります
ベソさん:そうですね。ねらいやすいのかな
koujiさん:そうですね。心が本当に強い子ですよね
甘夏さん:言葉にするのは簡単なのに実行にうつすのはなぜ難しいんだろう
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