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「ショート・ターム」レビュー☆

2014年11月07日 23:06

「ショート・ターム」レビュー☆

ブリー・ラーソン主演他。ティーンエイジャーを預かる短期保護施設(ショート・ターム)で働くグレイス(ブリー・ラーソン)は、新入りのジェイデン(ケイトリン・デヴァー)という少女を担当することになる。グレイスは施設の同僚メイソン(ジョン・ギャラガー・Jr)と付き合っていたが、ある日、妊娠していることが判明する。しかし彼女には、メイソンにも打ち明けられない深い心の傷を抱えていた。そんな中、グレイスはジェイデンが父親に虐待されていたことに気付き・・・。果たしてグレイスと子どもたちの未来は・・・?大切な人と共に明日を生きる喜びに気づかせてくれるような、温かな愛に包まれたヒューマンドラマです。

6/10点!!ディスティン・クレットン監督の舞台挨拶がありました。レビュー評価サイト(ロッテトマト)で満足度99%を叩き出した本作品。なので、ある程度期待値を上げて観に行ってしまいましたが、そういう高得点ねという感想です。グレイスの心の問題に、ショートターム12の有り様とそこで生活する子どもたちの傷を織り込んで、程よく優しく、生き生きと、伝えやすくシンプルに描かれているので、よく出来た作品だと思います。けれど、その先がないと言うか、グレイスは普段から子どもたちに「孤独は話して分け合えば孤独じゃなくなる。」と繰り返し説いていますが、ジェイデンにはグレイスが、グレイスにはジェイデンが、同じだけ深い闇を経験していたからこそ、立ち直るきっかけになる事が出来たのだと思いますし、世の中皆に、ショートターム12みたいな自分を受け止めようとしてくれる場所があるわけじゃない。受け入れて欲しい人全員から拒絶される事だってある。孤独を話すことが第一歩なのは解ります。でも、話して、NOと言われてしまったら、その時はどうすればいいの?闇が大き過ぎて受け止められないと言われたら?ここに出てくるような人達は、そこから自力で立ち直る程の強さはとうに失ってしまっているのでは、と途方に暮れる作品でした。メイソンのような「受け止めるために僕がいるんだろう。」って、言ってくれる人が傍にいてくれたならと、泣きそうになりました。2014年公開。

このデジログへのコメント

  • ユリ 2014年11月09日 11:35

    > ☆よしさん
    お仕事じゃないです。完全な趣味ですw 空気を吸うように映画を観たいです。

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