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趣味は読書、「壺井栄童話集」

2014年08月23日 02:07

もともとは「柿の木のある家」が教科書に、採られていたのを憶えていて、どんな話だったかおさらいしようと、買ったのだ。でも、「柿の木のある家」よりも、「あばらやの星」「リンゴの袋」の二編が特に良かった。
大なり小なり戦争に影響された貧しさや不幸の中で、助け合って生きる姿に感動した。
僕の両親は戦争中に、思春期を送り、その苦労話を、時々聞かされていたのと、まだ僕の幼い頃は、世間全体が貧しかったので、共感出来たり、感情移入出来たのだと思う。現代の若者には、大して面白くないかもしれないが、絶版なのは本当に残念だ。
続けて「太陽の季節」を読み始めた。