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成程話:人生最後の日
2013年12月22日 23:50
スティーブ・ジョブス氏が2006年に米国スタンフォード大学卒業祝賀式で卒業生に向けて行ったスピーチです。
私は17の時、こんな言葉をどこかで読みました。
確かこうでした。
「来る日も来る日もこれが人生最後の日と思って生きるとしよう。
そうすれば、いずれ必ず間違いなくその通りになる日がくるだろう」
それは私に強烈な印象を与える言葉でした。
そしてそれから現在に至るまで33年間、私は毎朝鏡を見て自分にこう問い掛けています「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら今日の予定は、本当に私のやりたいことだろうか?」
それに対する答えが“NO”の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要があるなと、そう悟ります。
自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。
これは私がこれまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に決断を下す最も大きな手掛かりとなってくれました。
何故なら、ありとあらゆる物事はほとんど全て…
外部からの期待の全て…
己のプライドの全て…
屈辱や挫折に対する恐怖の全て…
こういったものは我々が死んだ瞬間に全て、綺麗サッパリ消え去っていく以外ないものだからです。
そして後に残されるのは『本当に大事なこと』だけ。。。
自分もいつかは死ぬ。
そのことを思い起こせば自分が何か失ってしまうんじゃないかという思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知る限り最善の防御策です。
君たちはもう素っ裸なんです。
自分の心の赴くまま生きてならない理由など何一つない。
凄いお話。衝撃を受けました。
「今日が人生最後の日かも知れない」と死を間近に感じることで今生きていること、生かされていることの大切さ、かけがえの無さ、ありがたさを強く感じます。
「人皆生を楽しまざるは、死を恐れざる故なり死を恐れざるにはあらず、死の近き事を忘るゝなり」
by吉田兼好(徒然草)
このデジログへのコメント
これは、よく言います?ね
石の話を知ってます?
うさぎ仮面紳士さん:石の話?ジョブズさんの話の中でかな?
PANDAさん:死を覚悟というよりは1日1日を区切って考えているのかも
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