成程話:作業興奮

作業興奮というものがあるそうです。
これを習慣にしたら、凄い効果がありそうです♪

作家のトルーマン・カポーティは、ナイフで鉛筆を何本も削ってから、仕事に取りかかったと言います。
１ダースほど鉛筆を削ると「さぁ、いいかげん原稿に取りかかろう」という気になるのだそうです。
これはおそらく「作業興奮」を起こすための行為だったのでしょう。
作業興奮とは、心理学者が指摘した脳のメカニズムで、簡単な作業をしているうちに、やる気になって仕事に没入できるようになることです。
夜中に部屋の片付けをやると眠れなくなったりするのもこの現象です。

「読書は1冊のノートにまとめなさい」
奥野宣之著
ダイヤモンド社より


準備運動なんかもそうかな。準備運動をしている内に段々走り出したくなってきます。
仕事の前の朝礼も、同じ効果があるように思います。
あっ、「とりあえずビール」も作業興奮でしょうか♪
自分のスイッチが入る方法を知るということが大切ですね♪
音楽でも、呼吸法でも、詩でも、瞑想でも、これをすると集中して取りかかれるという何か、自分に合う方法を見つけて、最大限に力を発揮していきたいです