- 名前
- ユリ
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- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「麦子さんと」レビュー☆
2013年10月25日 13:25
堀北真希主演他。声優を目指す麦子(堀北真希)は、専門学校への入学金をアルバイトで稼ぐ日々。一緒に暮らす兄(松田龍平)はなんだか頼りない。そんなある日、自分たちを捨てた母親(余貴美子)が突然舞い戻った。顔も覚えていない母との生活に戸惑う麦子は、ついに「あなたのこと、母親だと思っていないから。」と投げつけてしまう。その言葉を最後に、母は帰らぬ人となった―。実感のない麦子だったが、兄に押し付けられて母のふるさとへ納骨に行くはめに。そこで初めて知る母の青春、人生。お母さんはアイドルだった!?この冬、心を温める、珠玉のハートフル・エンターテイメント。
8/10点!!1時間半でテーマもシンプルなので、短編作品のようでした。けれど、もどかしさとか、居所のない温かさとか、滲み出る感情がたくさん詰まった作品でした(*^^*) まさか、温水さんに笑わされ、温水さんの温かな言葉が、心に染み渡っていって、涙が出るとは思わなかったです(笑) 麦子は、死ぬ前に、母親と会えたのに、母親の故郷で、まるで生き別れたかの様な、途方もない切なさや、辛さを経験します。自分で、自分を客観視出来たら、何が正解か、何がしたいか、すぐにわかるのに、当人同士だと、なんでこんなに言葉が喉につかえて出てこないのだろう、ごめんなさいやありがとうが言えないのだろうと、不甲斐ないやら、もどかしいやらで。吉田監督の、人間の素を炙り出す描写に、今回も、自分を重ね合わせてしまい、心も持っていかれました。麦子や、兄の行動だけ見ると、非道いと思ってしまう行動も、表情やその後のフォローが丁寧なので、主人公の心情に寄り添えるところが良いと思いました。温水さんはじめ、母の故郷の面々も、すごくリアルで素晴らしくて、温かくて、どんどん素直な心になって観ていました。ベテラン俳優陣の演技を見て、母は偉大、いや、大人にはまだまだ追い付けないなと思いました。吉田監督の久々の作品だったので、もう少し欲しかったですが、今回も素敵な気持ちをありがとうです(*^▽^*) 2013年公開。
このデジログへのコメント
> GRAYさん
(笑)そうなんですか。温水さん、劇団出身かと思っていたらそういうこともされてたんですね。
> rapportさん
普段あまり心温まらない体質ですが、これは素直に心に入ってきました。ぜひご覧になってください。
> julianさん
堀北さんは余さんにはならないですね(^^;)優しい気持ちで観られる映画です(^^)
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