- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「インポッシブル」レビュー☆
2013年05月31日 09:51
ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガー主演他。2004年末、マリア(ナオミ・ワッツ)とヘンリー(ユアン・マクレガー)の夫婦は3人の息子を連れてタイのリゾート地にバカンスにやってくる。家族でひと時の楽しい時間を過ごしていたが、クリスマス翌日の12月26日、大災害が発生。周囲は一転して目を覆うような悲惨な状況へと変わり、マリアやヘンリーらも離れ離れになってしまう。しかし絶望的な状況の中でも一家はそれぞれの無事を信じ、再会するために歩み始める。これは、2004年、スマトラ島沖地震で津波に遭遇し、離ればなれになりながらも再会を信じて生き抜いたある家族と、その周囲の人々を描いた感動の実話である。
8/10点!!製作はスペインです。出演者にユアンを据えるあたり、海外での地震・津波のとらえ方の大きさがわかります。オープニングの効果音が、すでに物凄い恐怖を感じさせ、クリスマス休暇の楽しい描写も、嵐の前という感じで怖かったです。ここで、サイモン一家のそれぞれの性格が分かりやすく描かれていたので、その後、感情移入し易かったです(^-^)地震の描写は、ほぼ無くて、いきなり来たように描かれる大津波の映像が、容赦なく、凄かったです。マリアの怪我も、目を背けたくなるくらいのものをしっかり描いていて、あの時のマリアとルーカスの途方もない気持ちが伝わってきて、余りの恐怖に泣く事すら出来ませんでした。あとは、原住民の方達のマリアの運び方。言葉が通じないと、あんな事になってしまうのねと、痛かったです。いつもみたいに外人が皆親切な訳じゃないところも、現実味があって良かったです。しかしやはり、自分が辛い時は、周囲の辛さも痛い程分かるので、最後は助け合い、労り合う事が出来るのが、人間の素晴らしいところであり、それは天災でも何にも奪えないというメッセージも、良かったです。特に、長男・ルーカス(トム・ホランド)の成長を通して、描かれているところが、地震=成長ものって中々ないので、良いと思いました。(実話ですし。)海外からの視点での地震作品は珍しいと思うので、お勧めです。2013年公開。
このデジログへのコメント
スペイン映画って観たことないかも!
> サンタニコさん
私もたぶん初めてでしたが、いわゆるスペインの匂いは感じなかったです。作品が作品なのもありますが。
> GRAYさん
DVD待ちですか。最近見たいものが多すぎて泣く泣くDVD待ちになってしまいます。
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