- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」レビュー☆
2013年05月16日 09:59
ライアン・ゴズリング、ブラッドリー・クーパー主演他。天才的なライダーのルーク(ライアン・ゴズリング)は、移動遊園地で鉄の球体の中をバイクで駆けるショーをしていた。元恋人ロミーナ(エヴァ・メンデス)と、偶然出会うが、彼女はルークの子供を密かに産んでいた。ルークは二人を養うために、移動ばかりの生活をやめ、バイク・テクニックを生かして銀行強盗を働くようになる。そんなルークに危険が迫る。腐敗しきった警察の中で、昇進を目指す野心的な警官エイヴリー(ブラッドリー・クーパー)がルークを追い詰める。壮絶なドラマは、15年後の息子たちの世代にも引き継がれ、今を生きる二人の高校生が、親から受け継いだ罪と向き合うことになる。15年に渡る三つの物語を描いた犯罪ドラマ。
8/10点!!これでもかっていうくらいアンビリーバボーなクライムドラマです。「ブルーバレンタイン」のデレク監督らしく、じっくりと丁寧且つ無駄なシーンがない作りで、しっかり魅せてくれます。そして、何と言っても、生き様の全く違うライアン・ゴズリングとブラッドリー・クーパーが、めちゃくちゃ格好良いです(*^_^*)この二人ってだけで、女子は見れちゃうと思います。ゴズリング演じるルークは、駄目な王道のような男なのですが、気怠い雰囲気と、息子を想う強い気持ちが伝わって来ますし、バイクのチェイスシーンも、凄い緊迫感でハラハラ&ドキドキです。クーパーの、短髪はイケメン過ぎ(笑)二人が対峙するシーンまで結構引っ張るので、「キター!」ってなりますもん(笑)まるで現実に起こってるかのような、リアルな描写と、俳優さんの、台詞がない時の心の動きが、手にとるようにわかって、とても良いです。全員悪いわけじゃないのに、交差する事によって少しづつ悪い方向に行ってしまって、悲劇としかいいようがないストーリーかと思ったら、ラストは、二人の子どもが父親の背中を見て自立するまでに育って、そこに至るまでの悲しみ、刹那さをたっぷり見た後なので、感動です。ジェイソンが、写真を見つけるシーンは、涙なしには見られません(;_;)ジェイソンを演じたデイン・デハーンが、出たてのL.ディカプリオを彷彿させる綺麗な眼をした癖のある俳優さんで、とても良いです。デレク監督の、静かに伏線を張っていく描き方が苦手な方には、寝てしまう映画だと思いますが、好きな方には(私は好き。)重たいけど、しっかり二人の人生が心に残る格好いい作品だと思います(o^-')b 2013年公開。
このデジログへのコメント
コメントを書く