- 名前
- ポマポマ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- はじめましてこんにちは。 ポマポマといいます。 絵を書くのが好きで漫画など書いてます...
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夢の国
2012年10月06日 15:59
短編 夢の国
簡単なプロット
ディズニーランドに行くために車を走らせていた
若いカップルであるが、渋滞を避けるために道を外した結果
山道へ迷い込んでしまう。
彼女は今風のイケイケギャルで男性も今風の金髪男子である。
最近勝った、トヨタのベルファイヤーに乗って
山の中を走っている。
彼女の機嫌は最悪で。男は道に迷った責任をカーナビに押し付けていた。
するとカーナビに遊園地が登場。
名前は夢の国。男はそこへ彼女を連れて行くことにする。
森の中に大きな門がある。
彼女は彼氏の制止も聞かないでその遊園地へ入っていく。
チケット売り場で、夢の国の説明を受ける。
この国ではこの金貨が通貨であるとのこと。
二人はとりあえず、三千円文の金貨を買って中に入っていく。
ジェットコースターに乗りたかった彼女は
園内で一番目立っていたジェットコースターに一目散に歩いて行く。
その後ろを男は追いかけていく。そしてその様子を物陰から覗いている
多くのキャラクター人形たちがいる。
ジェットコースターにつくと、300と書いてある。
金貨を300枚渡すとキャラクターが通してくれる。
そして、ジェットコースターが発車
しかし、一番大きな輪のところの頂点で車が停まる。
風が吹いて台車がゆれる。線路の下ではキャラクターたちが
見ている。指で金貨のマークを作って彼らに金貨をくれるようにねだっている。
袋を開けると金貨が流れだし、下へ落ちていく。それをキャラクターたちは
我先にと拾い集めている。
するとガコンといってコースターが動く。
彼氏はさっきの一連のことで金貨をすべて落としてしまった。
彼女はさっきのが演出だと思っており、喜んでいる。
金貨は園内でお金を交換できる。
彼が換金している間にキャラクターのショーが
始まるというので彼女と見に行く。
するとたくさんのキャラクターたちがいるのであるが
誰も舞台に立とうとしない。
彼女はつまらなく思って、面白い芸をした奴に金貨を
あげると提案、するとキャラクターたちは次々に舞台の上に
登っていく。
最初はコサックダンスや、腕立て伏せ、などだったが
彼女の要求がエスカレートしていく。
殴り合いをさせて、それから相手が痛がって飛び上がっているのを
面白がって見ているうちに、彼女は着ぐるみが最後の一人になるまで
殺し合いをさせようと提案する。
舞台の上で着ぐるみ同士で殺し合いをさせる。
劇場はまたたく間で血の海と化した。
最後の独りになった着ぐるみは彼女に金貨を要求する。
渡された金貨の袋には数枚の金貨しか残っておらず
着ぐるみは眼の色をかえる。
その場から去っていったカップル
しかし、殺された着ぐるみたちが次々と起き上がり
彼らの跡を追う。
時間は夕暮れになり。そろそろ帰ろうかという時。
出口へ向かうと金貨が足りないということで
追い返されてしまった。どういうことか飲み込めない。
ここは外とは別の国、出国するには出国税が必要に
なるとのこと。お財布に日本円はあるけれどそれは使えないとのこと。
両替するために、両替所を探す
しかしなかなか見つからない。
しばらくするうちに園内で怪しい影に取り囲まれていることに
気がついた二人。着ぐるみたちは手に凶器を持っている
そして銭のマークを手に作りながら彼らに向かって歩いてくる。
二人は観覧車に逃げ込む。
観覧車が回っている間、園内から次々に集まってくる
着ぐるみたち、どうにかしてよ、と惑う彼女。
そして、あいつらだって金貨を持っているはずだから
何か面白いことをして金貨を分けてもらおうと提案。
さっきは悪かった
ちょっと金貨が足りないから
恵んでくれないか。
そして、二人はステージへ連れて行かれ
男はコサックダンスをしたり、面白いことをしているつもりになっている。
女は嫌がって何もしようとしない。
なんと着ぐるみの独りが彼女に服を脱げと合図する。
男と女は小競り合いしていくうちに彼女は男を殴った。
すると、チャリーンと金貨が。
なんだよ!殴りやがってお前がディズニーランドいきたいとかいわなければ
と口論になりはじめ二人は大げんかをはじめる。
彼女が平手で彼を叩けば金貨が
彼が彼女をつき飛ばせば金貨が飛んでくる。
着ぐるみたちはたちあがって応援している。
そしてもってコられた武器でお互いに殺し合いをはじめるのであった。
彼女が持ったハンマーが彼のこめかみを捉えて
彼は倒れた。彼女はステージの中央に立って
雄叫びを上げている。クソ男ぶっ殺した~!
彼はフラフラと立ち上がって、武器から銃を手に取り
彼女に向かって発砲。
彼女は倒れた。
彼も意識を失った。
そして気がつくと彼らの目の前に見知らぬカップルがいる。
そしてその前で一生懸命金貨を乞うている。
一枚ぽんと投げられた金貨を追いかけていく。
あと3000枚。あと3000枚。
今や着ぐるみとかした彼らは今も夢の国でこの国から出るための金貨を集め続けている。
このデジログへのコメント
> verdyさん
実際そうでしょ?お金を払って茶番をやらせて楽しんでるのは私達じゃないですか。
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