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「I'M FLASH!」レビュー☆

2012年09月08日 23:03

「I'M FLASH!」レビュー☆

藤原竜也主演他。新興宗教カリスマ教祖のルイ(藤原竜也)は、祖父からの継承教祖となり、空虚な毎日を過ごしていた。ある日、謎の美少女・流美(水原希子)に出逢い魅かれていくが、交通事故によってルイは生死を彷徨う。自ら「死」に直面し、初めて生きる意味を知ったルイは教団を辞める決意をするが、それは同時に教団に背くことを意味していた。そして、ルイの警護のために雇われていたボディーガードの新野(松田龍平)に新たな指令が下された―。若き教祖×謎の美少女×ボディーガード。生と死の狭間でそれぞれの運命歯車が動き始める―。

3/10点!!良く出来た自主映画を観ているようでした。疾走感が大事な雰囲気の割に、音だけが先走って煩くて、ルイの混沌とした感情の流れと、どんどん足並みがずれていってしまい、居心地が悪かったです(>_<)謎の美女、孤島、プロの殺し屋という設定も、生かしきれていなくて、孤島なんて、言われなければ、最後まで誰も気付かないのでは?と思いました。孤島なのに、なぜか沖縄寄りな設定も違和感がありました。ルイが、事故を境に、生と本当の意味で向き合い、新野と命をぶつけ合うシーンは、見応えがありましたが、そこに至るまでの、ルイの感情の流れが、読みにくくて、場面が途切れ途切れに見えたり、全体的に停滞しているのが、残念でした。命を輝かせて生きる瞬間を切り取った、タイトル通りの作品ですが、監督の世界観が、独特で狭いので、好き嫌いがはっきり分かれると思います。私は、こういう監督色の濃い映画は嫌いじゃないけれど、余りに突っ込みどころが多いので、もっとしっかり作り込んで欲しかったなと、期待外れ感は否めなかったです(ToT) 2012年公開。

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