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いい話:日本に魅了されたアインシュタイン
2012年08月29日 21:13
モジャモジャ頭にパイプをくわえて、アインシュタインはどこでも大人気。女学生からもハリウッドスター並みに騒がれます。
しかし当の本人は偉ぶるところも全くなく、子供の凧上げの糸のほつれを直してあげたりします。
昼食にてんぷらを食し「うまい、うまい」と大はしゃぎ。
こうした日本人との接触を通じてアインシュタインは日本と日本人への感銘の度合いを次第に深めていきます。
お互いを思いやり配慮する心の持ちようは「この国に特有な感情のやさしさや、ヨーロッパ人よりもずっと優っていると思われる、同情心の強さ」ゆえであるとします。
「日本人のすばらしさは、きちんとした躾や心の優しさにある」と看破しました。
風景美に対しては「日本の風光は美しい。日本の自然を洗っている光はことのほか美しい」と感嘆し、自然と人間は一体化しているように思えました。秀でた日本人の芸術感覚を見ては、
「家屋建築が自然の風光と調和して一種の彫刻のようです」
「日本は絵の国、詩の国であり、謙遜の美徳は滞在中最も感銘をうけ忘れがたいものとなりました」。
日本人の心の美徳に対しては表題に掲げた言葉のごとく、人を信頼しさげすまない純粋な人柄に大きく心を動かされています。
そして次のように感銘するに至りました。
「日本人はこれまで知り合ったどの国の人よりもうわべだけでなく、すべての物事に対して物静かで、控えめで、知的で、芸術好きで思いやりがあってひじょうに感じがよい人たちです」
「この地球という星の上に今もなお、こんなに優美な芸術的伝統をもち、あのような簡単さと心の美しさとをそなえている国民が存在している」
人類の先を歩むアインシュタイン。
アインシュタインの相対性理論をもとに1918年に予言されていた
「慣性系の引きずり」という現象が、2004年になり証明されました。真空の宇宙空間で地球の周りを回る人工衛星は地球の自転には影響を受けず、引きずられないという常識をくつがえし、年2メートルずつ地球の自転方向に引きずられている、というものでした。人より進んだ場所にいるため年数を経てやっと証明されるアインシュタインの理論。であれば日本に対する数々の称賛も、世界中の人々から心から受け入れられ、納得されるときがくることでしょう。
波田野毅『世界の偉人たちが贈る日本賛辞の至言33撰』より抜粋
アインシュタインは単なる親日家ではないと思う。事実、日本を訪れ日本人の生活、生き様を目にしての感を述べている。正に、過去の日本人は称賛に値する人々だったんじゃないかと。それは映画『ラスト・サムライ』の中でも鮮明に描写されている。
改めて日本及び日本人の素晴らしさを教示してもらった思いで一杯です
このデジログへのコメント
-Q-さん:そうだね同じようなことで日本を好きになった外国人多いね
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