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働かなければいけない時代に! 白河桃子氏が現代の専業主婦願望に警告(2)
2012年03月13日 09:14
――今の20代の母親世代と言うと、男女雇用機会均等法(1986年4月施行)前後に就職した世代ですが、やはり主婦がロールモデルなんでしょうか。
白河 私自身、そのころにはOLとして働いていましたのでよく覚えているのですが、施行したからといってすぐに社会が変わったかというと、そうではなかったんです。大企業でも女性総合職として採用するのは一人とか二人だけ、というところからスタートしました。しかもいわゆる"バリキャリ"は、仕事優先で結婚のタイミングを逃した、または結婚しても子どもはいない。バリキャリには子孫がいないんです。
――確かにそうかもしれません。一方で母親を見て専業主婦に憧れるということは、今の20代の母親世代はさぞ幸せなんでしょうね。
白河 お母さんの幸福度と専業主婦願望は、実はあまりリンクしていません。30代後半女子の場合は、母親から「お母さんは専業主婦になりたかったわけじゃない。でも、昔は女性が働く環境が整ってなかった。あなたはがんばるのよ」という恨み節を聞かされて育ったため、「キャリアウーマンになりたい」と考えている人が多いんですが、今の20代のお母さんたちは、仕事か専業主婦かの選択肢が多少はあり、自分で専業主婦になる道を選んだ世代。だから、娘もその選択を良きものとして捉えています。さらに、今は不況の影響で就職しようにも仕事がろくにない。バブル世代は8割が正規雇用でしたが、今は女性の半数が非正規の時代。その差は大きいですね。就活でたいへんな思いをしてやっと会社に入ったと思ったら、やりたい仕事でもない上に、ものすごくハード。そんな仕事に対しての絶望感が、反動で専業主婦に向かわせてるという面もあります。
「”今の20代のお母さんたちは、仕事か専業主婦かの選択肢が多少はあり、自分で専業主婦になる道を選んだ世代。だから、娘もその選択を良きものとして捉えています。さらに、今は不況の影響で就職しようにも仕事がろくにない”ということが、背景にあるんですね」
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