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働かなければいけない時代に! 白河桃子氏が現代の専業主婦願望に警告(1)
2012年03月12日 09:22
結婚・出産をとるか、キャリアをとるか。長らく女性を悩ませているこの問題。近年は、仕事と子育てを両立させているパワフルな女性がカッコイイとされる風潮があった。ところが、最近は20代を中心に「専業主婦」を志望する女性が増えているのだという。アレレ、専業主婦って昭和のモノじゃなかったの? 本書『専業主婦に、なりたい!? "フツウに幸せ"な結婚をしたいだけ、のあなたへ』(講談社)は、「婚活」の提唱者である白河桃子さんが、専業主婦になって"フツウの幸せ"を望む女子たちの本音と、実際の専業主婦の実態に迫ったルポである。なぜ今、専業主婦が女の幸せなのか。白河さんにインタビューした。
――まだやりたいことがたくさんあるはずの20代女性に専業主婦熱が高まっているとは意外でした。なぜ専業主婦になりたいのでしょうか。
白河桃子氏(以下、白河) 女子大生にアンケートをとると、「専業主婦志望」が3割、「いつかは専業主婦」「子育て期間中は一度仕事を辞めて、手が離れたら復帰する」も含めると7割近くになりました。今の大学生ぐらいの女子たちの母親は、ほとんどが専業主婦かパート主婦。だからみんな家庭のロールモデルとして主婦しか見たことがないんですね。両立してフルタイムで働き続けた母親ではない。それがひとつの要因だと思います。
「”今の大学生ぐらいの女子たちの母親は、ほとんどが専業主婦かパート主婦。だからみんな家庭のロールモデルとして主婦しか見たことがないんですね。両立してフルタイムで働き続けた母親ではない。それがひとつの要因だと思います”とのこと、親の影響って大きいものですね」
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