時代劇にＣＧ？

　最近スカパ−でいろんな時代劇映画をやってるのだが（時代劇チャンネルじゃなくスタ−チャンネル）映画版の時代劇ってあまりにもＣＧとか駆使しすぎてない？
　これ、昨日仲間由紀恵の「ＳＨＩＮＯＢＩ」で思った事なんだけど何か映像が綺麗すぎて時代劇って感じがしない。最近の時代劇映画ってハイテク、ＣＧ等技術の全てをそそぎこんでるのは判るが−−−何か違うよね。ある程度話題になった映画はほとんど観たけど～「ＳＩＮＯＢＩ」の他に赤影、あずみ、影の軍団、梟の城、～これらは映画館で観たものの少なくない。でも−−全部一緒。映像が綺麗すぎるしとてもじゃないがハイテクがかえって時代劇っぽさを消しちゃってる。殺陣にしても忍術ものにしてもその俳優の演技力よりもハイテクで色が鮮明だったり動きがはっきり見えすぎてたり、あまりにもＳＦっぽくなりすぎてたり−−−−う～ん、ちょっとな～って感じ。

　こう思うのは俺だけだろうか？以前角川映画の「伊賀忍法帖」とか「里見八犬伝」をこのログで評論家のおすぎ同様かなりほめたが昨日は全く逆のイメ−ジである。色彩とか、ハイテク、ＣＧがかえって時代劇らしさを欠いてかなり残念だった。
　まあこれには映画の完成度の差もあって、昨日は放映した時間も悪い。その１０分前に同じチャンネルで放映したのが大人気だった深作欣二（ごめん！きんじっていう字、これじゃなかったと思うけど判らん）監督がメガホンをとった「必殺」だったのだからそりゃもう雲泥の差。上手く伝えられないけど違うんだよな−−−。

　適材適所って事なんだろうけどこの先３Ｄ映画が次々とできてきても、時代劇映画はやはり角川か松竹映画、あの当時の技巧のままで制作して欲しいって思うのは俺だけだろうか？以前角川映画に賛同していただいたログトモの方はいましたが、今回はどうでしょうか？ってなとこで本日終了。ＰＳ．今夜は日テレで「ルパン三世」の最新版があるみたいだが−−まさか顔とか変に変わってないだろうね。楽しみ！