八百長力士に恩赦を

大学病院に勤務してるとき、朝と夕方に回診するのですが、

患者さんたちの夕方の唯一の楽しみが相撲中継でした。
力士は郷土色強くて、みなさんも地元力士を弱くても応援してるでしょう。
癌の末期であと１－２週間で死ぬことになってる患者でも相撲のときは明るい顔になってました。
回診する医者のほうも、相撲の話題で、癌の病状を深刻に聞かれることもありません。
相撲のない時期は、病棟は一段と暗くなります。
野球は開始が、遅いので回診には間に合わないし、試合途中で消灯になってしまうのでいまひとつです。野球はだいたい朝の回診の話題となります。
相撲は、医者と患者で一緒にみながら話題にできます。
八百長力士はもちろんいけないことしてるので罰せられるのは当然でしょうけど、みんな若いし、こどものころから力士以外にはなれないような生活送ってるし、このまま放り出していいのでしょうか。
地震の被災地のかたがたも相撲みるのが大きな楽しみだと思います。なにか被災地に対してボランティア活動義務付けるなどして恩赦できないでしょうか。もっと悪いことしたひとでも、皇太子結婚恩赦なんかがあるのですから。
相撲協会も特定非営利財団になりたくて、力士のことより、自分たちのお金のことが心配なんではないでしょうか。審議委員会だって杓子定規で、自分の権力示したいだけのようにしか
思えません。世の中の人間関係なんて何も知らないで年取った無知なエリートたちですから、人の気持ちなんかわかりません。
八百長相撲（温情　無気力）がなくなったら、また新弟子のいじめが横行するのではないかと思ってしまいます。
本当は強いライバルもって切磋琢磨するのが一番強くなる手段だと思いますが、そんな逸材はめったにいるわけなく、若いうちに出る杭を叩くというか有望な芽は若いうちに摘んでおくとういように考える兄弟子につぶされることのほうが多いでしょう。
みなさんも能ある鷹はつめを隠す　というようにめだたないようにしてないと痛い目にあうかもしれません。
リクルートの江副さんもホリエモンも目立ちすぎて，既成の金持ち連中にやられましたから。