悲し過ぎる

岩手県奥州市の５８歳の男性が車の中で亡くなりました。
６歳と２歳の子供を育てる娘のため、ガソリンスタンドに徹夜で並んでいた。
二人を実家に預け、家から自転車で１５分の職場に勤めている娘のために。
ガソリンを節約するため、園芸用のストーブを車内で点けていたそうです。
「娘の車を満タンにしてあげたいという親心からだったのではないでしょうか」
「自転車で通う娘が可哀想と言っていたから必死だったと思う。危ないから止めて、と言えなかったのが悔やまれます」
(朝日3/29　 http://bit.ly/hD9SJl)

原発から５キロ離れた所で見つかった男性、遺体を運べない。
被曝量が大き過ぎるためです。

こんなことが起こっていい訳がない。
悲し過ぎる。


津波は確かに大きく、被害の広さも大きかった。
しかし、２０日が経ってもなおガソリンや灯油が届かないとは、どう考えればいい？

東電がプルトニウムの値を発表するのに１週間もかかった。
専門家は一日で調べ結果が出るという。
放水で溜まった放射線に冒された大量の水、放射線量が多すぎ処理すら出来なく前に進めない。

京大原子炉実験所の今中哲二助教は、既にチェルノブイリの強制移住レベルを超えているとの試算(京都新聞3/28 http://bit.ly/h34NHF）

福島原発から今までに出た放射線量は、スリーマイルの１４万倍だとアメリカの研究所（東京新聞3/29http://bit.ly/enoYpx)
あれだけの事故を起こしても、残りの１機は今も稼動している。
そして今日、スリーマイル事故から３３年目が始まりました。

https://www.youtube.com/watch?v=fb9K_gutJfU&NR=1