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「想定外」そして「仕方が無い」

2011年03月18日 00:13

「想定外」そして「仕方が無い」

NHKなど大手メディアは、「1000年に一度の巨大地震」と強調している。
想定外」を濫用する政府と大手メディアですが、そうではありません。
100年前の1896年(明治29年)の「明治三陸地震」での津波は、吉浜で24.4m、田老で14.6mの津波の高さが記録されているのです。

それでは何故こういう報道をし続けるのか?
原発事故を「仕方が無い」と思わせる為ではないのか?

今回の地震マグニチュードが2回変更になりました。
確かに大きな地震でしたが、「9.0」というのは本当なのか?
もっと小さかったのではないのか?
ハワイ地震津波センターからの発表が無いのは何故なのか?

建物の倒壊を見る限りでは、「阪神・淡路大震災」の方が遥かに大きい。
2008年の「岩手・宮城内陸地震」のマグニチュードは7.2でしたが、揺れ自体は今回より大きかったのです。
「仕方が無い」と思わせる為ではないのか?


つい最近、これと同じことをした国を思い出しました。
四川大地震」時の中国と同じことを日本はしているのです。
あの時も原発の被害は甚大でした。


福島第一原発1号機は、1971年3月に運転を開始した。
40年と言えば、既に寿命が過ぎているのです。
それにも関わらず、去年廃炉にはしないと決めた。
結果論になりますが、専門家の多くが反対していました。
これは自然災害ではありません。
人災東電が金儲けに走った企業責任です。

東電だけではなく、東北電力女川原発も危ない。
最悪の場合、500万人もの被曝も有り得る。
被爆はすぐには分からない。

「直ちに健康に問題は無い」
そうNHKも政府も繰り返す。
「直ちに」を強調するのは「将来的には問題がある」と言っているのに等しい。
何年も経ってから、多くの人達がガンに罹ってしまう。
それでも政府は被曝量は大したことが無いと言い続ける。

日本原子力学会が昨日、今回の放射能レベルの見解を出しました。
胃のレントゲン撮影で一回0.6mSv、CTスキャンでは6.9mSv程度の放射線を浴びている。
一回の被曝で100mSvを大きく超えた場合には、ガンの発生確率が被曝量に比例して増加するとされるが、それ以下なら平気という。


福島には私の従妹が居ます。
そして宮城にも福島にも岩手にも、親戚も友達も沢山居ます。
本来ならなるべく遠くに逃げて欲しいですが、どうすればいい?

津波で被災し、原発で被曝なんて悲し過ぎる。
チャイナシンドローム」など聞きたくも無い。
もしそうなれば、チェリノブイリの何百倍もの放射能が出てしまう。
しかし、もうそれすら見えて来たと感じます。
昨日、自衛隊のヘリで水を入れようとしましたが、放射線レベルが高過ぎ近寄ることすら出来ない。
そして機動隊の放水車を使うという。
もう手が付けられない所まで来たみたいです。

ずっと大手メディアの報道を疑ってください、そう言い続けて来ました。
ここまで来ても、政府も東電も事実を伝えない。
それでもみんな、NHKやテレビ新聞の報道を信じる。


https://www.youtube.com/watch?v=jMEV-_X5b_8&feature=related

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