号外　「エジプトの若者からのメッセージ」

今進行しているエジプトの民主化運動。
アフリカの遠い別世界のこと、そう皆さんは思っていることでしょう。
原油の値段が跳ねあがり、全てのものが値上がりしますよ。

日本でテレビを見て、新聞を読んでいると余りにも小さなことと思えて来ます。
それよりも、小沢さんが起訴されたのに何故議員を辞めないのか？民主党を離れないのか？

読売の社説は「政治的なけじめをつける時だ」
朝日「小沢氏起訴、市民の判断に意義がある」「ムバラク氏は即時辞任を」
両紙とも辞めさせるのが好きですね。
その割には、ナベツネさんは辞めません。

悪意のある市民の判断には、意義も何も無い。
有りもしない事を、さも有るかのように書きたて、事件にしてしまうのはマスコミの常套手段。


では何故、マスコミがこぞって小沢さんを極悪人に仕立てて来たのか？
彼が日本で一番の改革派だからです。
「記者クラブ」問題が少し話題になっています。
われわれの税金で行われる大臣の記者会見には、「記者クラブ」に加盟しているマスコミ以外は入れない。

これは日本国憲法の基本、「表現の自由」と「平等」に違反しているのです。
私の一番嫌いな「差別」そのもの。
その既得権益を奪ってしまうのが小沢さん。
だから２０年前から、ことある毎にバッシングをして来ました。



エジプトは古代の遺跡が多く、日本からも多くの観光客が訪れます。
その素晴らしい国に住む人たちが、どんな生活をしているか？
３０年ものあいだ大統領が変わらず、今も「非常事態宣言」が敷かれたまま。
政権を批判することを、何か言うだけで拷問に掛けられ殺される。
中国や北朝鮮と同じで、そんな国の一つのエジプト。


そのエジプトを全面的に援助し、支持しているのがアメリカであり日本。
遠い国ではありません。
今夜のデモが山になりますが、ベルリンの壁が崩壊した様にはなりません。

アメリカがムバラクを助けている限り、絶対に変わらない。
オバマやヒラリーが何を言おうが口先だけ。
人権と声高に叫ぶアメリカと日本。
その二カ国が最も人権を無視する国。

日本時間の０時過ぎ、デモに向かってヘリも戦車も発砲しそうです。
おそらくその映像は、グーグルもツイッターも孫さんも頑張っていますが、アルジャジーラでも流れない。




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ＴＵＰ　「エジプトの若者からのメッセージ」　http://www.tup-bulletin.org/modules/contents/index.php?content_id=906

親愛なる世界の皆さんへ、

これは、あなたが本当は何者であるかを試される瞬間です。
あなた自身の真実の瞬間です。
あなたの良心はまだ生きていますか。
あるいは、あなたは人間性よりも利害関係を重んじますか?
あなた自身の尊厳を証明し、私たちが人間性の回復を要求することを手伝ってくれるでしょうか。
それとも、戦車が我々を轢(ひ)くのを、脇に立ってただ見ているだけでしょうか?
それはあなたが決めることですが、覚えておいてください。
それはあなたが一生抱えていくことになる何かであり、いつかあなたはこの件で子供たちと正面から向き合わなければならないかもしれません。
お声が聞こえるのを楽しみにしています。
エジプトの一青年より