「愛」を届ける

私の一番好きな言葉は「愛」です。
そして、一番嫌いな言葉は「差別」。
２０年前からHPとブログで、それをメインテーマに書き続けて来ました。

今書いているチュニジアとエジプトの出来事は「差別」です。
長く続く独裁者に因る、人々に対する「差別」。


日本の政治の出来事を書くのが、昨年の暮れから一気に増えています。
それも政敵に対しての「差別」。
自分たちと意見・考えの違う相手を排除する「差別」。

しかし今差別されている人たちも、半年前まで同じことをしていました。
見る位置を変えるとガラリと違ってしまう。


今まで世界に発信されるニュースは、「CNN」を初めアメリカ側から見たものが殆どでした。
イスラムの側から発信する「アルジャジーラ」の訴え方は、それらと１８０度違うものになる。
アルジャジーラを見ている貴方、CNNと比べて何か感じませんか？
これだけアルジャジーラを見る人達が増えても、相変わらず広告が殆ど無いことに気付かれましたか？

アメリカもヨーロッパも日本の会社も、ここには広告を出しません。
「差別」されるのが怖いからです。
私は事ある毎にＮＨＫを悪く書いて来ました。
しかし、アルジャジーラに世界で一番お金を払っているのがNHKです。

使う映像が少ないにも関わらず、一番多い。
今回のエジプト報道で、総務省や財務省からNHKに圧力が掛かる事だと思います。
そんな事をしない政権ならいいのですが、中々上手く行かないのが現状です。


「記者クラブ」問題が、ここに来て少し話題になって来ています。
しかし、新聞やテレビには流れないので、広がることはありません。
今更と言う感じですが、そんな事を知らない人たちが未だに大勢いらっしゃいます。
私は新聞の書く事、テレビの流す事に、「それ、本当？」と疑ってくださいと書き続けて来ました。

NHKの言う事を、４人に３人が信じると言う記事を先日書きました。
疑う事、考える事をしない、出来なくされた人たちが多いのは、色んな人と話していてよく感じます。
私がある事柄を聞くと、NHKの「日曜討論」や９時のニュースで言っていた通りの答え。

嘘だと決め付けるのではなく、自分で考え結論を出す事は大切です。
結論が出なくてもいいのです。
自分自身で考える事が一番大切なのですから。


犬猫の殺処分の話題もよく書いています。
先日のドコモの高校生の話題。
これは「愛」です。
人に対しては当然ですが、草花や動物、生き物や自然に対しての「愛」。

今開かれているダボス会議とは、元々は経済フォーラム。
しかし、今は世界的な心配事を話し合う場になっている。
それなのに菅さんはエジプトではなく、ＴＰＰですか？
ブレだけでなく、大ボケ。
所詮彼には無理ですね。


人はこの地球で一番上に位置しています。
それより下の全てに、優しく「愛」を届けないといけません。


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