【堀北真希が｢手段選ばぬ悪女｣に】

堀北真希
ベルリン映画祭に
弾丸ツアーで参加へ…
「白夜行」
舞台あいさつ
(スポーツ報知)

　女優・堀北真希（２２）が主演する映画「白夜行」（深川栄洋監督）が２９日、初日を迎えた。同映画は２月１０日にドイツで開幕する第６１回ベルリン国際映画祭（２月１０日～２０日）のパノラマ部門に出品が決まっているが、堀北は１２日（日本時間１３日早朝）、現地で舞台あいさつすることを報告した。堀北にとっては初の海外映画祭で、なんとかスケジュールをこじあけ、０泊３日の弾丸ツアーを計画した。

　世界の大舞台で「マキ・ホリキタ」がベールを脱ぐ。東京・新宿ピカデリーで行われた初日あいさつの壇上で、堀北は「準備から１年。長い旅でした。（出品は）わかっててもまだ実感がわかなくて…私も行かせてもらえるので、思い切り世界を感じたいと思っています」とかみしめるように話した。

　世界３大映画祭のひとつであるベルリン映画祭のパノラマ部門は世界各国の実績のある監督の新作や新たな才能の発掘が目的。世界中の約２５００本の中から約５０本が選ばれる“狭き門”だ。

　直木賞作家・東野圭吾さん原作のサスペンス小説を映画化した「白夜行」で、堀北は殺人事件の容疑者の娘で、目的を達成するためには手段を選ばない悪女・雪穂を演じる。清純な普段のイメージとはかけ離れた役だが「負のエネルギーにも思いがつまっている。誇りをもって満足しています」と役作りに徹底的にこだわってきた。

　現在、「ＡＬＷＡＹＳ　三丁目の夕日’６４」（山崎貴監督、１２年公開）を撮影中の堀北は、過密スケジュールの中から何とか時間を捻出。当初は０泊３日も考えたが、現地の上映に合わせ日本時間１１日に日本を発ち、その足で舞台あいさつ、とんぼ返りで１４日の早朝に帰国する予定。初の国際映画祭だけに１泊４日のスケジュールで最終調整しているという。「カメラ持って行きたいです！！」と堀北。

　共演の高良健吾（２３）、船越英一郎（５０）らも吉報に大喜び。船越は「僕も行きたいけど…（ドラマの撮影で）京都の街を走り回らないといけない」と残念そう。高良は昨年の「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」に続いて２年連続出品となったが「運がいいだけ。でも作品が行けるのはうれしい」と話していた。

　◆社交ダンス猛特訓　この日の舞台あいさつで堀北は、撮影中つらかった思い出を尋ねられ「劇中で社交ダンスを踊らないといけなくて、マイシューズも買って２曲猛特訓したんですけど…」と深川監督をジロリ。都合でカットになってしまったそうで、監督は「ＤＶＤに入れます」と申し訳なさそうに頭をかいていた。


【笹パンダ・コメント】

　映画「白夜行」見てきました(^^ゞ

　ある殺人事件の容疑者の娘（堀北真希さん）と被害者の息子（高良健吾さん）を中心に、物語は展開して行きます。

　明るく優等生的なイメージが強い堀北さんが、今までのイメージを一新し、原作のファンとして望んだ意欲作です。

　原作を読んでいない笹パンダは、事件の真実に衝撃を受けました・・・。

　それと、主題歌が印象深かったので、末尾に映画の予告映像と一緒にご紹介します。

　歌い手の珠妃さんは、プロフィール非公開の謎の新人アーティストです。未確認情報ですが、若干１５歳で作詞も自身でしているとの情報あり。早速、昨日ネット通販のアマゾンでＣＤを注文しようとしたら、在庫がなんと「３枚」しかありませんでした！危なかった(^^ゞ（この映画の主題歌も収録されている、デビューアルバムのタイトルは「ヒカリ」です。）

　今回の映画はサスペンスで、明るい娯楽作品ではないので、どなたにもオススメできませんが、人間の「負」の部分が色濃く描かれた良作です。　

　　　　　　　　　　「殺したのは、心。」　

　(´・ω・｀)笹パンダ

【動画】 映画『白夜行』（予告）
動画再生時間：１分49秒
https://www.youtube.com/watch?v=Sgrh2FLDXH8


【動画】夜想曲 / 珠妃（映画『白夜行』主題歌）
動画再生時間：３分18秒
https://www.youtube.com/watch?v=Txv2UQ8ayYg